「第二回 國酒の集い」
2024年9月3日平成23年(2011年)1月24日、外務省の赴任前研修日本酒講座は、この日に自主講座という形でスタートしました。
以来、赴任前研修の際には必ず設けられ、令和元年(2019年)から座学部分が必修となりました。
開設してから丁度12年となった令和5年(2023年) 1月24日、今まで講師を務めた蔵元方を中心に発起人となり、
この講座を担当する外務省の在外公館課の歴代の課長や担当者に声を掛けて、「第一回 國酒の集い」を行いました。
第1回の日本酒講座から講師兼、コーディネーターを務める私が蔵元側を、
この講座を在職中から応援してくださった外務省OGの百瀬純子さんが発起人メンバーとして、外務省の方々と相談して、この会の開催が実現しました。
以来、赴任前研修の際には必ず設けられ、令和元年(2019年)から座学部分が必修となりました。
開設してから丁度12年となった令和5年(2023年) 1月24日、今まで講師を務めた蔵元方を中心に発起人となり、
この講座を担当する外務省の在外公館課の歴代の課長や担当者に声を掛けて、「第一回 國酒の集い」を行いました。
第1回の日本酒講座から講師兼、コーディネーターを務める私が蔵元側を、
この講座を在職中から応援してくださった外務省OGの百瀬純子さんが発起人メンバーとして、外務省の方々と相談して、この会の開催が実現しました。
今年は、国会が閉会中で、お役所の人事異動も落ち着いた頃という事で、9月3日に、「第二回 國酒の集い」を昨年同様、外務省にも近い日比谷公園内の松本楼で開催しました。
台風10号に翻弄された1週間でしたが、出席のお返事をいただいた蔵元さん方ほぼ全員が全国から46社、また英国の酒蔵も加えて47社がこの会の発起人として集まりました。
会の開会のご挨拶は、発起人蔵元を代表して「浦霞」醸造元の佐浦弘一社長。
外務省の志水史雄官房長、
田村政美研修所長からご挨拶いただき、
日本酒講座に必ず講師として専門家を派遣してきた国税庁の三浦隆酒税課長からもご挨拶いただき、
元ユネスコ大使で酒サムライの門司健次郎氏の乾杯で、会はスタート。
外務省の皆さん以外に官民学の強力な日本酒を応援くださる皆さまにお集まりいただき、
「日の丸を背負って赴任国に向かう外交官は、誇りを持って日本酒を語る」
というのが外務省赴任前研修日本酒講座の意味するところだとすれば、「日本人は誇りを持って日本酒を語る」を広げていきましょう。
と呼びかけ、蔵元さん方と交流いただきました。
「日の丸を背負って赴任国に向かう外交官は、誇りを持って日本酒を語る」
というのが外務省赴任前研修日本酒講座の意味するところだとすれば、「日本人は誇りを持って日本酒を語る」を広げていきましょう。
と呼びかけ、蔵元さん方と交流いただきました。
会の中盤には、能登地震のあった石川県酒造組合会長で地域の被災した酒蔵の支援の先頭に立っている
「天狗舞」醸造元の車多酒造の車多一成社長より現地の状況をご報告いただきました。
「天狗舞」醸造元の車多酒造の車多一成社長より現地の状況をご報告いただきました。
ご参加いただいた酒サムライのEXILE secondのリーダー橘ケンチさん、九谷焼窯元の鏑木基由氏、
英国のケンブリッジに酒蔵をつくり、その広大な敷地内に、
今年、京都の松尾大社の分社をされたDojima Sake Brewery UK&Co. CEOの橋本清美さんにも一言いただきました。
英国のケンブリッジに酒蔵をつくり、その広大な敷地内に、
今年、京都の松尾大社の分社をされたDojima Sake Brewery UK&Co. CEOの橋本清美さんにも一言いただきました。
閉会のご挨拶は、「櫻正宗」醸造元の山邑太左衞門社長がされ、あらためて私と百瀬純子さんを壇上にあげてくださいました。
歴代の在外公館課の皆様や、研修所の皆様に支えられて、日本酒講座は、ずっと、続けてこられました。
それがこうした「國酒の集い」という形にもなり、新たな日本酒の交流の場として大きな化学変化の場にしていけたらと思います
【追記】 赴任前研修日本酒講座🍶がスタートした2011年に、日本酒を海外の在外公館に搬送するシステムも整えられ、在外公館で最も格式の高いレセプションである、「天皇誕生日レセプションは、原則、日本酒で乾杯」というガイドラインもつくられました。2011年から現在までに在外公館で振舞われた日本酒は18万本を超えるまでになっています。外務省は、日本酒の国際化の大応援団なのです。