2022年3月11日
2011年3月11日、震災の起こったその日は、世界最大のワインコンペティションIWC(International Wine Challenge)のCEO アンドリュー・リードAndrew Reed氏の初来日の日でした。
その晩は、都内のホテルで彼の歓迎会をする事になっていて、2007年に同大会に設立されたSAKE 部門で上位受賞した蔵元さんや、このSAKE 部門のパートナーである若手の蔵元の全国組織「日本酒造青年協議会」(日青協)の幹部蔵元の方々も上京して、歓迎会に出席予定でした。 私が自宅を出ようとした、その時に地震が起こりました。とにかく、会場のホテルに行こうと駅に向かうと電車は動かないし、当時の日青協の会長の佐浦弘一さんから、すぐに「今日は行けない」とご連絡いただいたのが、地震の直後だったのですが、その後、携帯も繋がらなくなってしまったので、後から考えると、私は、佐浦さんは無事なのだと、その時確認出来ていたのです。歓迎会の幹事だった私は、自宅の電話から、ホテルや、出席予定の蔵元さん方に中止の連絡をして、夕方になってから、アンドリューが、ホテルに無事に着いた事を知りました。 翌日に、何とか彼に会う事が出来て、彼が気丈な様子に安堵したのですが、震災の日に初来日して大変な経験をした彼が、その同じ年に再来日して、翌年、原発事故の影響で審査のためにロンドンに送れなくなってしまった東北の酒蔵のために、東京に海外からの審査員を集めて、東京で審査会を開催してくれた事等を、何かに残したいと、昨年、全国発売された「Tokyo Sake Festival 2021」のパンフレットに書かせていただきました。
震災の時に、彼がしてくれた事を思い出すと、この大会のSAKE部門に関われている事を誇りに思えます。 先ほど、今年は過去最高の出品があったと事務局の入江啓佑さんから、連絡がありました。
今年は、来月の審査のサポートで3年ぶりに渡英する予定です。
ロンドンで、IWCチームに会えるのが楽しみです
2022年3月10日
鹿児島県から記者発表がありましたのでお知らせします。
私は、このプロジェクトのアドバイザーを務めています。
いよいよ、世界に焼酎の啓蒙と販売のサイトの公開、
そして総まとめの報告会が開かれます
酒造組合から、鹿児島県の全ての蔵に参加依頼の案内が出されました。
【記者発表 案内文】
1 目的 鹿児島県産本格焼酎の認知度向上及び輸出拡大を図るため,以下のとおり,WSET講師によるオンライン教育コンテンツ(動画等)や,紹 介された焼酎を購入できる越境ECサイトを公開します。
なお,公開後,県内蔵元等関係者による当該取組の報告会を実施し、
販売銘柄の充実など当サイトの積極的な活用を図ります。
2 主 催 鹿児島県酒造組合,鹿児島県
3 開催日時 (サイト公開)令和4年3月14日(月)12:00~
(オンライン報告会)令和4年3月16日(水)10:00~
4 報告会概要 ・酒造組合あいさつ(田中専務)
・WSETとの連携した取組(平出アドバイザー)
・事業説明(澤田代表取締役)
・情報交換5 参 加 者(予定) 県内蔵元
✴︎このプロジェクトについての詳細を長文で投稿したのは、↓こちらです。
https://coopsachi.jp/nhk%e9%b9%bf%e5%85%90%e5%b3%b6%e3%81%ae%e5%a0%b1%e9%81%93%e3%81%ab%e6%84%9f%e6%85%a8/
2022年3月8日
森田健作さんの「青春もぎたて朝一番!」の収録でした。
放送日は、3月20日、27日、4月10日の日曜日、朝の5時30分〜6時です。
こちらのコーナーで日本酒のお話しをさせていただいています。
今回のゲストは、福岡県久留米市の「庭のうぐいす」醸造元の山口酒造場さんがご親戚という、若手女優の わち みなみさんでした。
https://www.nack5.co.jp/program/mogitate795/
2022年3月6日
いづみ橋の橋場友一社長と、泉橋酒造が運営するレストラン「蔵元佳肴 いづみ橋」https://izumibashi.com/kakou/で、根本料理長のおまかせコースを堪能させていただきました。
おまかせコースに合わせたペアリングで登場した日本酒は、
・しぼりたて楽風舞 桃月の佳肴盛り合わせ、風呂吹き蕪
・自社田栽培の雄町の純米大吟醸
・とんぼラベル5号(海老名産山田錦の槽場直詰め無濾過生原酒)
天然縞鯵と本マグロ
・桃色黒とんぼ(座間産 神力 ) 春ぶり藁炙り
・そして最後は、定番酒の黒とんぼ(神奈川県産山田錦の生酛仕込み2年熟成)
やまゆり牛 亀の子炭火焼き
春告げ御飯 白魚と桜花と貝柱、揚げ粕味噌汁 香の物
海老名武井農園苺、かなこまち、 糀あまざけ苺最中
橋場さんとはもう20年近くのお付き合いですが、コロナ禍での新たな試みなど色々とお話しを伺う事が出来ました。
有難うございました
2022年3月4日
一般社団法人日本食文化会議(上杉 孝久理事長)のメールマガジンが、
本日令和4年3月4日 配信になりました。
昨年から誕生した酒肴部(しゅこうぶ)の活動として会員である、食文化全般で先端的な活動をする著作家や伝統・伝承文化の継承者に、酒肴をテーマに書いていただいています。
第17回目の今回は、タベアルキリストのマッキー 牧元さんです。
毎回、お酒は私がご紹介していますが、
今回は、神奈川県海老名市の米作りからの酒造りをされている、
「いづみ橋」さんです。
https://jfcf.or.jp/musubiplus/appetizer17/
2022年3月2日
AKB48選抜メンバーの大西桃香さんの日本酒エッセイ第4回では、
酒サムライを主催する若手の蔵元の全国組織、日本酒造青年協議会の前会長の関谷健社長の蔵の代表銘柄「蓬莱泉 空(ほうらいせん くう)」をご紹介しています。 https://www.gentosha.jp/article/20388/
今まで日本酒に関心のなかった人達
(輸出は増えていますが、国内消費はこの10年で3割減なんです)に向けて、
桃香さんのエッセイ、それも県別のアプローチで、日本酒の地域性も発信出来たらと希望を持っています
2022年3月1日
日本在外企業協会(日外協)は1974 年7月、「本邦企業の海外事業活動の円滑化に資すること」を目的に、進出先国・地域との共存共栄をうたった海外投資行動指針の普及団体として設立され、日本企業の海外事業活動の発展への貢献と、変化するビジネス環境への対応、問題解決への支援をミッションとしています。https://joea.or.jp/summary/compliments
この協会の月刊誌「月刊グローバル経営」に、隔月で5回の連載の機会をいただき、今回は第3回目、この機会にと、海外で語っていただきたい日本酒の基礎知識をご紹介しました。
海外進出している多くの大企業が会員となっている、この協会の月刊誌に日本酒について書かせていただける素晴らしい機会をいただいたと感謝しております。 海外のビジネスの世界で日本を背負う方々に海外のまだまだ小さい日本酒のマーケットを応援していただけるような連載を目指しています
2022年2月27日
白坂亜紀さんの主催の銀座なでしこ会が、ようやく開催されるとお聞きして、村上和哉さんとご一緒に出席しました。
会場は、コートヤードマリオット銀座東武ホテル。
ゲストは、愛知県出身で先日もガンを克服し、著書も出版した青木さやかさんでした。ご自身のお母さまとの確執を赤裸々に描いた「母」についてお話されました。
コロナ禍で、人との交流がままならない中、さらに深く考えさせられる機会となりました。
2022年2月25日
一般社団法人日本食文化会議(上杉 孝久理事長)のメールマガジンが、
本日令和4年2月25日 配信になりました。
昨年から誕生した酒肴部(しゅこうぶ)の活動として会員である、食文化全般で先端的な活動をする著作家や伝統・伝承文化の継承者に、酒肴をテーマに書いていただいています。
第16回目の今回のテーマは、フランス料理家 小川ななさんによる「フレンチとコロッケの関係」です。
毎回、お酒は私がご紹介していますが、今回は、石川県白山市の車多酒造さんの「天狗舞 山廃仕込み純米酒」です。
https://jfcf.or.jp/musubiplus/appetizer16/
2022年2月24日
令和3年度 第2回 日本酒蔵ツーリズム推進協議会 (細野助博会長)運営委員会がオンラインで開催されました。
事務局は、公益社団法人 日本観光振興協会(久保田 穣理事長)が務めています。
https://www.nihon-kankou.or.jp/home/gaiyou/about/
【組織概要】 公益社団法人日本観光振興協会は、我が国の観光振興に関する中枢機関(ナショナルセンター)として、我が国観光の振興を総合的に図るための各種事業を行うことにより、観光立国の実現、地域経済及び観光産業の発展並びに国民の生活及び文化の向上に寄与するとともに、国際親善に資することを目的としております。 この、日本の観光振興の中心にある組織が、日本酒蔵ツーリズム推進協議会の事務局を務めている事に希望を持っています。
新型コロナウィルス感染拡大で人の行き来が出来ない中にも、世界最大の個人旅行媒体、ロンリープラネットでの発信や調査事業などの今年度事業の説明があり、熊本県の通潤酒造さんの取り組み紹介もありました。
参加者から、来年度に向けて積極的な意見も出て、意見交換会は活気あるものになりました。