2015年10月16日

酒サムライ叙任式が第10回を迎えました。
無事に叙任式、記者会見、お祝いの宴会を出来て、何とも感慨深いです。

今年も素晴らしい7名の方々が酒サムライの称号を受けてくださり、

全世界に日本酒の大使である、酒サムライは60名となりました。

叙任式前の正式参拝、巫女さんの神楽の奉納などは、

特に海外で日本酒啓蒙や販売に尽力してくださっている方々に
「日本酒は単なる嗜好品ではなく、日本の文化、風土、歴史を纏ったもの」と
感じていただけるように、叙任を機に、
益々、誇りをもってそれぞれの地域で日本酒大使としてご活躍いただくための
モチベーションに繋がっていけるようにと願ってのものです。

この会の主催が役員就任時が45歳以下の若手の蔵元の全国組織なので、
私がコーディネーターとしてこの事業に参画し、
事業を立ち上げた時の酒サムライ初代会長(宮城県塩釜市の浦霞の佐浦社長)の頃の
幹事蔵元さん方がこのスタイルをつくり上げ、二代目(新潟県新発田市の王紋の市島社長)を経て、
現在三代目(愛知県北設楽郡の蓬莱泉の関谷社長)と継承してきましたが、
関谷さんも今期で卒業予定です。
四代目の会長は、酒サムライ事業設立時にはこの会にまだ入っていなかった若い世代に引き継がれます。
10年前当時と比べると日本酒の環境は国内外に大きな変化がありました。
2012年には、國酒プロジェクトにより、日本酒振興が国策となり、
国税庁以外の多くの省庁に日本酒の担当者が誕生しました。農水省にとっては日本酒は米の加工品であり、経産省にとっては、まさにクールジャパンのコンテンツ、
そして観光庁には「酒蔵ツーリズム推進協議会」が立ち上がりました。
第1回の酒サムライの一人マスターオブワインであるサム・ハロップ氏の尽力で
世界最大規模のワインコンペティション、IWC ( International Wine Challenge ) に
Sake部門が創設され、この若手の協議会が、そのSake部門のパートナーとなり支えながら、
ワインの世界的な発信地ロンドンから世界に向けて品質の良い日本酒を発信しています。

今回、大功労者サム・ハロップ氏が叙任式に参加してくれた事もとても良かったです。
叙任式の前の正式参拝の時に今までの出来事が走馬灯のように思い返されましたが、
あらためて以下の酒サムライ設立当時の初心を忘れずに、との思いを強くしました。
http://www.sakesamurai.jp/project.html
2015年10月14日

IWCの審査最高責任者のサム・ハロップ氏と大橋健一氏という
2人のマスターオブワインによる日本酒とワインのセミナーが山仁酒店と弊社共催で開催しました。

全国から蔵元さん、霞ヶ関からもオブザーブで各省の日本酒担当の方々が参加されました。

「ワインの原産地呼称の検証からより良い日本酒の海外市場創造」へ。
2015年10月7日

復興支援事業で始まった東北・夢の桜街道の大成功から
通年で東北をまわっていただこうと、
東北酒蔵街道の構築を目指して現地調査が始まりました。
秋田県の3泊4日の取材が始まり、今日は早くも3日目です。
今日は、横手市の「まんさくの花」銘柄で全国に知られ、
現在は蔵見学にも熱心な日の丸醸造さん http://hinomaru-sake.com/

大雪の災害から蔵を再建中の舞鶴酒造さん、

そして海外進出に早くから取り組み、
酒造りの方針は『和醸良酒』という出羽鶴酒造さん

http://www.igeta.jp/about-dewatsuru/ に伺いました。

東北経済産業局、JR東日本企画の担当の方々もご一緒です。
2015年10月6日

秋田県の3泊4日の取材2日目の今日は 昨日同様、
東北経済産業局、JR東日本企画の担当者の方々もご一緒に、
最初に前日の歓迎会でお目にかかった由利高原鉄道に伺い、

矢島駅のホームに並べられた「かかしコンテスト」のカカシに迎えられて春田社長にお話を伺いました。

その後、この鉄道の社長を無償で23年間されていたというのが先代社長という鳥海山を望む地で、

米造りにこだわりの蔵、天寿さん http://www.tenju.co.jp/ を訪問し、

刈り入れ間際の田んぼでHP用の撮影をしました。
その後、湯沢市の「美酒爛漫」で全国的に有名な爛漫さん

http://www.ranman.co.jp/ranman/ に伺い、

そして同市の蔵の建物が文化財という、両関さん http://www.ryozeki.co.jp/index.html

を訪問しました。
また、夜には翌日訪問予定の日の丸醸造 http://hinomaru-sake.com/ の
佐藤社長がお声掛けくださり、両関酒造の伊藤社長と
インバウンド受け入れの会社を起業されたトラベルデザイン株式会社の須崎社長
http://www.travel-dsn.com/ja/ と
秋田の味覚と2蔵のお酒で素晴らしい意見交換の会食会となりました。

素晴らしい機会をいただき、有難うございました!
2015年10月5日
復興支援事業で始まった東北・夢の桜街道の大成功から通年で東北をまわっていただこうと、
東北酒蔵街道の構築を目指して現地調査が始まりました。
日本酒スタイリストの手島麻紀子さんと私で手分けして
東北6県の80ヶ所の蔵元さんを取材します。
私の担当は青森県、秋田県、山形県と福島県喜多方市ですが、
青森県に引き続き、今回は秋田県の3泊4日の取材が始まりました。
初日の今日は秋田県酒造組合会長もされている小玉社長の蔵、

小玉醸造さん http://www.kodamajozo.co.jp/と
秋田県で一番規模の大きい高清水さん http://www.takashimizu.co.jp/

そして自然派のお酒造りに取り組む雪の茅舎の斎彌酒造さん
http://www.yukinobousha.jp/ を訪問しました。

東北経済産業局、JR東日本企画の担当者の方々もご一緒です。
また、夜には昨年2月、酒蔵観光をテーマに講演でお世話になった
由利本荘の自治体と地域の事業者の方々
鈴木幸夫社長(ハーブワールドAKITA)、金子拓雄代表(フランス鴨肉販売)
大井仁史専務(天寿酒蔵)、齋藤浩太郎社長(齋彌酒造店)、
菊地孝一社長(ホテルエクセルキクスイ)、春田啓郎社長(由利高原鉄道)、
佐藤豊弘様(白瀬記念館館長)、岩間局長(秋田県労働委員会)
奥山課長(由利地域振興局)がお忙しい中、集まってくださって歓迎会をしてくださいました。

今回の東北酒蔵街道プロジェクトが官民の素晴らしい展開が期待できると
確かな手応えを感じた一日でした。
関係者の皆さま、大変ありがとうございました。
2015年10月2日

岐阜県多治見市にある東濃信用金庫主催の「東信経済倶楽部」第397回の講演会の講師 を、
とうしん学びの丘”エール”講義棟大ホールにてつとめました。http://www.shinkin.co.jp/tono/toshin/manabi/index.html

テーマは「SAKEから観光立国~全ては人から~」です。

講演後は、この研修施設に併設された美濃陶芸美術館を見学、
その後、この地域の銘醸、三千盛さんにもご案内いただきました。
http://www.michisakari.com/

多治見の町の老舗、明治30年創業の魚関さんでは、http://www.uoseki.co.jp/…
人間国宝の美濃焼の酒器でお酒をいただき、
多治見の地の魅力を堪能させていただきました。

関係者の皆さま、有難うございました。
2015年10月1日
お蔭様で弊社の事業、メルマガの酒ゼミも2012年3月以来、毎週木曜日の配信を続け、
本日で188号となりました。

年に1回の日本酒の日である今日、酒ゼミは、
より多くの皆様に日本酒の魅力を届けるために、
メルマガからアプリに姿を変える事となりました。
皆さま、ダウンロードよろしくお願いします!

アプリ化にあたり、
国内外で日本酒の魅力を伝えているコラムニストが勢揃いしたページを設け、
彼女らの活躍を皆様によりお伝えしやすくします。

また、アプリでは、今までのコラムも読む事が出来ます。
そして、この酒ゼミのサポーターである蔵元の皆さんのページも
より充実させていく予定です。
毎月のプレゼントも今後も続けて参ります。
今後は、海外で活躍するコラムニストには英語でコラムも書いていただき、
アプリの多言語化も準備を進めて参ります。
このアプリ酒ゼミで皆様の日本酒ライフをより豊かなものにしていただけたら幸いです。
「乾杯♪」
2015年9月29日

月桂冠の秦洋二先生のご紹介で、関西醸友会で講演の機会をいただきました。

関西の多くの酒造関係160名の皆さまがお集まりでした。
懇親会では多くの酒造関係の皆さんとお話し出来ました。

皆さま有難うございました。
http://kansaijoyukai.com/profile.html
2015年9月25日

福島県酒造組合の皆さんのお集まりにロンドンから来日中のIWCディレクターのクリスと
IWCアンバサダーの吉武理恵さんと出席しました。

IWCチャンピオンのほまれ酒造の唐橋社長や普通酒トロフィーの東海林さんらとは
クリスと理恵さんはロンドン以来です。
文字通り、福島の銘醸を堪能させていただきました♡

2011年佐賀県の若手の蔵元さん方が、
佐賀県鹿島市の「鍋島大吟醸」がIWCでチャンピオンサケになった時に
お祝いの会をされた時の事を思い出しました。
あの時も古川知事が出席され、「世界一を生んだ地域だ」と激励されました。
その後佐賀県のお酒は勢いをつけて鍋島のみならず佐賀県全体のお酒の売り上げを上げたのです。
鍋島の富久千代酒造のある鹿島市はツーリズムで地域おこしまで成し遂げました。
あの素晴らしい展開を若手の蔵元さんが「お祝いをしよう」と言った時にだれが想像したでしょう?
全ては、その、同義用同業者の栄誉を喜ぶ気持ちから始まりました。
喜多方市から誕生した世界一の酒の発信を福島全体で活かして欲しいと思います。
2015年9月23日

IWCチャンピオンサケの地域を「旅するSAKE」イベントで取り上げたり、
お歳暮カタログで、上位受賞酒を紹介していただいている阪急さんに
ロンドンから来日中のIWCディレクターのクリスと、ご挨拶に伺いました。