喜多方商工会議所訪問♪

2015年1月18日

喜多方商工会議所にて2015 1

来年4月6日から10日に開催予定のうめだ阪急本店のイベント

「旅するSAKE」は今年のIWCチャンピオンを輩出した喜多方がテーマです。

喜多方商工会議所にて2015 2

阪急阪神百貨店の北川部長と喜多方に日帰りで打ち合わせに行きました。

喜多方商工会議所にて2015 3

IWCはグラスの中の世界ですが、阪急さんに機会をいただき、

そのチャンピオンサケのグラスの外の世界(蔵の地域の産物、文化、歴史)を

うめだ阪急本店のスリーフロア分吹き抜けの祝祭広場に形にします。

喜多方商工会議所にて2015 4

WSET(Wine&Spirits Education Trust) Sake講師研修旅行2日目渡辺酒造店訪問(飛騨市古川)

2014年11月29日

WSET Japan Tour photo 蓬莱 2

世界62ケ国に広がるワインの教育機関に日本酒のコースが開校しますが、それにあたって日本酒の海外振興施策としてこの講師育成研修を農水省が支援しています。私はこの事業のオーガナイズに関わっていますが、その研修の一環での蔵元訪問で岐阜県の飛騨・高山地域にやってきました。
一日目の昨日は下呂市、高山市、それぞれで一蔵づつ訪問し、2日目の本日は飛騨市古川の渡辺酒造店「蓬莱」さんを訪問しました。
http://www.sake-hourai.co.jp/

WSET Japan Tour photo 蓬莱1
蓬莱さんは岐阜県で一番大きなお蔵さんで生産量は4,500石(1石は一升瓶100本の量)。岐阜県全体で32,000石ほどなので県全体の7分の1強を生産している事になります。しかしながら、日本全国で見ると日本酒の主産地、灘、伏見(兵庫、京都)の大手の蔵元さん方、例えば日本酒業界最大手の白鶴さんは330,000石なので、岐阜県全体の生産量の10倍を1社で生産しています

ですので、それぞれのお蔵さんはそれぞれの規模や酒質、人材や原料、蔵のある地域、流通、そして蔵のポリシーなど多くの条件下でそれぞれの個性を発揮しています。

グラスの中だけでないこうした背景を知れば知るほど日本酒は面白いです。

WSET Japan Tour photo 蓬莱1
今回、各地域で蔵訪問する際にWSETから訪問蔵全てへ任意の質問表が送られました。規模や蔵のポリシーなど多岐に渡りましたが、蓬莱さんへは、この奥まった飛騨地域で、どうやって規模を拡大したのか?という質問がありました。渡邊社長は大変丁寧にそれに応えてくださいました。また、蔵のユニークなポリシーの中で「スピリチュアル」な要素を大切に考えていると話されました。

WSET Japan Tour photo 蓬莱 Antony
事前のやり取りの中で、私の方から、お酒の試飲に関して彼らは元々ワインの専門家なので、彼らの普段のワインテイスティングの環境を作っていただけないか?それにあたって資料もワイン専門家用のものの見本をお知らせして試飲酒全てにご用意いただきました。

WSET Japan Tour photo 蓬莱3
小さなお蔵さんには、ここまでお願いできませんし、蓬莱さんにはアメリカ人の蔵人Codyさんがいらっしゃるのを知っていましたのでご相談出来ました。
それで実現した試飲時間は大変有意義なものになり、講師一同大変喜んでいました。

渡辺社長からの要望は「蔵だけでなく、是非、古川の町歩きの時間を設けていただきたい。」という事でした。
そうして設けられた町歩きの時間に、1年で一番大切なイベント「ふるかわ祭り」の記念館で、ふるかわ祭りの3D映像を鑑賞し展示されている実物の屋台の大きさに驚きました。
地元愛に溢れる渡辺社長のコメントが続きます。
「この地域の人たちはこの地域の酒しか飲みません。それが我々の誇りです。だから地域の人たちのために地域の料理に合う酒を造り続けています。うちの酒はこの地域でここの料理と飲むのが一番うまいです。」

WSET Japan Tour photo 蓬莱4

昼食会場のレストランには飛騨市役所からも観光課の方がみえて、挨拶がありました。その後、飛騨牛のほう葉焼などの郷土料理に舌つづみ、そしてその場で渡辺社長から今回来日したメンバーに彼らの名前を漢字(当て字)で記したスペシャルボトルの日本酒がプレゼントされました。

WSET Japan Tour photo 蓬莱5

昼食の最後にWSETの代表者のアントニー・モス氏からの謝辞で彼は「我々がワイナリーを訪問した際に、いろいろな事情で、時に深い交流にならない時があります。それはそれで仕方のない事なのですが、今回の渡辺酒造さんへの訪問で皆さんが様々に準備をされ、我々の短い訪問を大変有意義で印象深いものにしてくださった事は我々の胸に深く刻まれました。講師達は蓬莱さんの有難うパワーの事は決して忘れないと思います。心から感謝いたします。」と語りました。

本当に有難うございました。

岐阜県から出されたこの事業についてのプレスリリース↓
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/gyoji/chiiki-sangyo/wset.data/wset.pdf

WSET(Wine&Spirits Education Trust) Sake講師、高山の料亭「洲さき」で日本酒文化を体験

2014年11月28日

WSET Japan Tour photo 洲さき1

世界62ケ国に広がるワインの教育機関に日本酒のコースが開講しますが、

それにあたって日本酒の海外振興施策としてこの講師育成研修を農水省が支援しています。

WSET Japan Tour photo 洲さき2

私はこの事業のオーガナイズに関わっていますが、その研修の一環での蔵元訪問で岐阜県の飛騨・高山地域にやってきました。
夕食はこの地域で訪問する3蔵元の皆さんのご好意で、

山最高の料亭「洲さき」http://www.ryoutei-susaki.com/ で高山市の副市長、商工観光部長も参加されてのおもてなしをうけました。

WSET Japan Tour photo 洲さき3

料亭の素晴らしい地元の料理と、それぞれの蔵のお酒をこの地域の主流の飲み方「お燗」で楽しみました。

WSET Japan Tour photo 洲さき4

清水商高観光部長による、「めでた」(この歌が終わると各自席を離れての交流を開始する)

に宴会に参加された方々も一緒に唄和されたのを聴くのは、海外の講師達にはもちろん初めての経験です。

WSET Japan Tour photo 洲さき5

彼らが大きな感動を得たのは言うまでもありません。
この飛騨・高山地域を訪問したからこその貴重な体験です

WSETの日本酒コースの責任者であるAntony Moss氏がご挨拶の際に語ったのは

「我々はこうしたこの地域の日本酒の背後にある奥深い文化を知る事によって

嗜好品を超えた価値を生徒に語る事が出来ます。」という事でした。

講師、スタッフ一同、蔵元様方、自治体の皆様のおもてなしに感謝・感謝のひとときでした。

岐阜県から出されたこの事業についてのプレスリリース↓
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/gyoji/chiiki-sangyo/wset.data/wset.pdf

WSET(Wine&Spirits Education Trust) Sake講師研修旅行一日目(岐阜県高山市)

2014年11月28日

WSET Japan Tour photo 5

世界62ケ国に広がるワインの教育機関に日本酒のコースが開校しますが、

それにあたって日本酒の海外振興施策としてこの講師育成研修を農水省が支援しています。

私はこの事業のオーガナイズに関わっていますが、その研修の一環での蔵元訪問で岐阜県の飛騨・高山地域にやってきました。

WSET Japan Tour photo 6
高山で訪問したのは、今年のIWC(世界最大規模のワインコンペティション、2007年からSAKE部門が創設

でSAKE部門の出品酒725銘柄の頂点チャンピオンサケに選ばれた「熟成古酒 飛騨の華 酔翁」の平田酒造に伺いました。
http://hidanohana.com/

前日に岐阜県の出したプレスリリースで、東海テレビ、NHKの取材も入る中、

80歳を超える杜氏さんが海外の日本酒講師たちの質問に、

どんどん生き生きと職人魂を語られるのは素晴らしい光景でした。 

チャンピオンサケの試飲もさせていただき、その深みのある味わいに一同感激!
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/gyoji/chiiki-sangyo/wset.data/wset.pdf

造りの忙しい時期に本当に有難うございました。

WSET(Wine&Spirits Education Trust) Sake講師研修旅行一日目(岐阜県下呂市)

2014年11月28日

WSET Japan Tour photo1

世界62ケ国に広がるワインの教育機関に日本酒のコースが開校しますが、

それにあたって日本酒の海外振興施策としてこの講師育成研修を農水省が支援しています。

WSET Japan Tour photo 2

私はこの事業のオーガナイズに関わっていますが、

その研修の一環での蔵元訪問で岐阜県の飛騨・高山地域にやってきました。

WSET Japan Tour photo 3

最初の訪問蔵は下呂市の天領酒造です。http://www.tenryou.com/
上野田社長自ら、大変丁寧に蔵を案内くださいました。

修に参加している講師たちから、この地域の酒造好適米「ひだほまれ」に対する質問が止まりません。
利き酒には蔵元邸内で地元のおつまみをご用意いただきました。

WSET Japan Tour photo 4

講師は皆、素晴らしい経験を堪能しました。有難うございました。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/gyoji/chiiki-sangyo/wset.data/wset.pdf

機関誌 Sommelier 141号

2014年11月26日

機関誌ソムリエ1

機関誌 Sommelier 141号の「ワインビジネスを支える淑女たち」のページでご紹介いただきました。

1992年に日本ソムリエ協会のソムリエ呼称認定試験を受験したことからワインを学ぶ事を知り、

その奥深さや一杯のワインで国や文化を超えて共感を持つ体験をした事、

それが全て現在の私の活動に繋がっています。

そういう意味では今回、機関紙でご紹介いただけた事は大変感慨深く光栄に感じています。

機関誌ソムリエ2

よく、友人から日本酒の方に行ってしまったと言われるのですが、

IWCにしても本来ワインの大会なので繋がっているのはワイン関係者ですから、

分ではまだまだワインの世界にお世話になっている気持ちでおります。


ワインを学んだ事で日本酒の価値を知る事が出来ました。
また、今回取材いただいた永峰さんにはとても丁寧な取材をいただき心から感謝いたします。
http://www.sommelier.jp/honbu/article/100042/

ミス日本酒フィナリストの方々と♪

2014年11月22日

ミス日本酒2014フィナリスト

まさに日本酒の美のアンバサダー、
今年のミス日本酒のフィナリストの方々に囲まれて至福の時です。
昨年、ミス日本酒が誕生した時から応援しておりました。
現在光栄にも、顧問の一人にしていただいています。

ミス日本酒顧問名刺

今月28日が京都で決勝大会の予定です。
皆さん、頑張ってね(^^)/
https://www.facebook.com/MissSakeOfficial/posts/572062959564585

第37回全国町並みゼミ 鹿島・嬉野大会

2014年11月8日

全国町並みゼミ1

第37回全国町並みゼミ 鹿島・嬉野大会の第2分科会にパネリストとして登壇させていただきました。

全国町並みゼミ2

佐賀県鹿島は「鍋島 大吟醸」の郷、鹿島酒蔵ツーリズムで官民で地域活性に成功している自治体です。

今回の町並みゼミは2012年からの実績をこうした機会に振り返る素晴らしい機会ともなっていました。

全国町並みゼミ3

全国から集まった多様な分野の方々から熱心な質疑もあり、私にとっても意義深い時間でしたし、

何より鹿島の皆様にお会いできたのが嬉しかったです。

全国町並みゼミ4
http://www.37th-machinami.com/

タイでSCSトレーディングの日本酒の会大盛況

2014年11月4日

タイの日本酒の会2014 1

タイ、バンコクのホテルオークラ主催の日本酒の会が

SCSトレーディングの全面協力で開催され300人近い飲食関係者、消費者が参加して大盛況でした。

タイの日本酒の会2014 2

タイは近年日本へのビザの緩和や日本酒の関税が下がった事などで注目されている市場です。

今回の日本酒の会を成功させたSCSトレーディング社は現地で20年以上前に設立、日本酒販売の実績も10年以上で代表の鈴木幸代氏の人材育成からの市場開拓という地道で誠実な取り組みの企業です。

今回はこの会社の顧問としてこの会に参加させていただきましたが、ご縁に感謝を感じずにはいられない素晴らしい会でした。

タイの日本酒の会2014 3
消費者は1,000バーツ(3,300円くらい、しかし現地の物価感覚としては日本での10,000円相当か)支払っての会ですので、それで、この盛況というのは市場の可能性を感じさせました。

また、来場者も日本酒や日本について大変大きな興味を持っている方々ばかりで、それを知ってとても嬉しかったです。
素敵な会でした。
関係者の皆様、本当に有難うございました。
https://www.facebook.com/scstrading?fref=ts

世界62ケ国に広がるワイン教育機関「WSET」のCEO Ian Harris氏初来日

2014年10月31日
世界62ケ国に広がるワイン教育機関「WSET(Wine & Spirits Education Trust)」http://www.wsetglobal.com/qualifications/languages/216.aspこのWSETのCEOのイアン・ハリス氏が初来日しました。WSETは全世界に600を超える提携校を持ち、世界に広がるワインビジネス人材の育成を担っています。

同じくロンドンに本拠を置くマスターオブワイン協会(Instutute of Masters of Wine)ともイコールパートナーの関係にある組織で、世界のワインのトレンドをリードする超ワイン専門家集団であるマスターオブワイン達も、多くはこの機関の教育プログラムを経ています。http://www.mastersofwine.org/私個人では2000年にJALのグループ会社がWSETのワイン教室を日本で開校した際にその立ち上げ担当として出向した事からWSET本校のスタッフと繋がりが出来、WSETのグローバルなワイン業界における人材育成の役割を充分知る事が出来ました。人材育成が市場を育てていくのです。日本酒が世界に誇れる日本の宝と知った時、日本酒を広く海外の人達に知ってもらうにはワイン教育のネットワークに日本酒が入っていく事、ワインビジネスの人材が同じように日本酒にも親しんでくれる事が必要だと思いました。

政府の「國酒プロジェクト」で日本酒の輸出振興が国策となった時から、多くの政府関係者の方々にWSETに日本酒のコースが出来る事での世界への影響力を訴えてきました。

今年からついにWSETに日本酒コースが誕生する事になりました。
http://www.wsetschool.com/which-course/classroom-courses/level3-courses/wset-level-3-award-in-sake

そして昨年度から農水省の予算でWSETに出来る日本酒コースの講師育成研修のサポートが実施されています。
これには内閣府の担当者の方々、農水省、国税庁(酒類総研)、酒造組合中央会、多くの蔵元さん方の協力がありました。

今回の来日は日本での提携3校との会合とVinexpoの視察という事ですが、この日本酒コース新設にあたりハリス氏を日本酒の海外振興にご尽力いただいている政府関係各所に案内をしました。

 

内閣府で日本酒担当の政務官をされていた福岡たかまろ先生、

Ian Harris @ 参議院会館 福岡たかまろ先生と

講師研修でお世話になっている酒類総研の主管である国税庁酒税課、

Ian Harris @ 国税庁

酒造組合中央会、

Ian Harris @ 中央会 濱田先生と

在外公館長の赴任前研修

日本酒講座を設け在外公館での日本酒活用を推進してくださっている外務省在外公館課。

Ian Harris @ 外務省

彼の短い日本滞在に関係各所の皆さまが時間を調整して対応いただき感謝の気持ちでいっぱいです。