2016年2月19日

昨年の夏前から話し合いが続いていたIWC2016「SAKE部門」の創設10周年記念の日本開催を兵庫県が誘致するという話がまとまり、本日、兵庫県公館で調印式が行われました。

井戸兵庫県知事はじめ、神戸市長、伊丹市長、西ノ宮市長、姫路副市長、兵庫県酒造組合連合会の小西会長、灘五郷酒造組合の嘉納理事長、兵庫県酒米振興会の上羅副会長、全国農業共同組合連合会兵庫県本部の鳥岡本部長と錚々たる方々が出席されました。

IWC側はロンドンから総責任者のAndrew Reed氏と運営責任者Chris Ashton氏が来日しました。

特にChrisは、この日本開催のために兵庫県と膨大なやりとりと同時に審査員や審査のための場所の確認からグラスの手配まで、通常通りのロンドン開催の中からSAKEの審査会だけ、すっぽり日本に移動してくるわけなので、それは大変な労力なわけです。でも彼は2011年にAndrew Reed氏が酒サムライに叙任された時に一緒に来日して叙任式に参加してから、(↓以下はその模様♪)
https://www.youtube.com/watch?v=isgtGSoNzxk
本当に日本が大好きになってくれたようで、信じられないほど、SAKE部門に配慮してくれるのです。

また、今回の誘致にあたっては、兵庫県の井戸知事のリーダーシップと県の職員の方々の素晴らしく前向きで丁寧、且つ迅速な対応によって、この日を迎えられたと心から感謝しています。
ミス日本酒兵庫県代表の水谷珠里さんが華を添え、厳粛な中にも明るい、そして期待の高まる調印式でした。

この大会が、日本酒の国際化に向けて、原材料である酒米(山田錦)の発信と同時に産地である兵庫県の素晴らしい発信に繋がることは間違いありません。こうした強い発信と世界中から集まる審査員たちとの交流が日本酒産業全体にとって大きな機会となるでしょう。
私はIWCアンバサダーとして、この大会のために汗をかいてくださった多くの方々に報いるためにも、この大会の大成功に向かって尽くしたいと思います。
2016年2月17日

来日したIWCの総責任者のAndrewとDirectorのChrisと関係省庁に朝から挨拶回りでした。
真っ先に伺ったのは日本酒の主管の国税庁。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/yushutsu/01.htm
宇都宮先生には審査員をお願いしています。

IWCのパートナーである若手の蔵元の全国組織「日本酒造青年協議会」の
親会にあたる日本酒造組合中央会に伺いました。
岡本副会長と歴代首相が書かれた「國酒」の色紙の前で。
http://www.japansake.or.jp/

現在、日本酒をクールジャパンコンテンツとして、
世界発信を担う内閣官房知的財産戦略推進事務局を訪問しました。
横尾局長にご挨拶できました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/

外務省では2011年からIWCの受賞酒を海外の人達の口に合う酒として在外公館で採用していただいています。これまで累計で50,000本のIWC受賞酒を含む日本酒が海外の大使館で紹介されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/page3_000258.html
皆さま、お忙しいところ有難うございました。
http://www.internationalwinechallenge.com/index.html
2016年2月15日

シンガポールの酒サムライ、ジョージさんと久しぶりにお会い出来ました。
彼はマリナベイサンズのCEOで大変な親日家。
http://www.sakesamurai.jp/person12.html
今年の夏にマリナベイサンズ主催の酒サムライイベント企画開始です♪…
https://jp.marinabaysands.com/
2016年2月13日

出羽桜の仲野社長がブースにいらっしゃるということで昨日に続き、

中田ヒデさんプロデュースの日本酒イベントに初日、昨日、今日と3回伺いました。
タイの酒サムライ、鈴木幸代さんとご主人にもお会い出来、

磯自慢の寺岡さんや紀土の山本さんにもご挨拶出来ました♪
http://craftsakeweek.com/

素敵なイベントでした♪
2016年2月10日

自民党に日本産酒類の輸出プロジェクトチームが誕生しました。

今日は自民党本部会議室で第1回の会議があり、
事務局長の二之湯武史参議院議員からご案内いただいて私も会議に出席させていただきました。
国税庁、農水省の取り組みを発表される方々は
いつもお世話になっている方ばかりで力強く拝聴しました。

議員の先生方から関税撤廃や地理的表示について、
添加アルコールの原材料への言及があったり、
1時間の会議でしたが凝縮した内容でした。
第2回には生産者である蔵元さん方からの発表を予定しているそうです。
2016年2月8日

本日の総会で田崎新会長のもと日本ソムリエ協会の理事に就任致しました。

副会長は横浜君嶋屋の君嶋社長、田崎さんは会長就任のご挨拶で
「日本酒に力を入れる」と明言されていました。

同日に行われた例会セミナーでは、6種類のブラインドティスティングは、何と全て日本酒‼️

日本国内のソムリエさんが日本酒を扱い始めたら市場は変わります!

全国から集まった各支部の役員の方々と午前9時から午後9時まで、
理事会、総会、セミナー、名誉ソムリエ就任式、スカラシップ選考会、

そして会員懇親会に反省会と目まぐるしい1日でしたが、
私をワインに導いてくれたソムリエ協会との今後の活動にワクワクしています。
http://www.sommelier.jp/honbu/article/103508/
2016年2月6日

異業種交流会 浩志会のフィールドワークの酒蔵訪問で栃木県の惣誉酒造を訪問しました。
http://sohomare.co.jp/
河野社長に地域の少子化についてもお話を伺い、綺麗な生酛造りのお酒を試飲して
大変有意義な時間を過ごせました。

河野さん、有難うございました。
2016年2月4日

東北経産局で行われた「酒蔵アイデアソン」に審査員として参加しました。
東北の地域資源である日本酒・酒蔵について、さまざまな人たちがアイデアを出し合い、
新しい製品・サービスやコンセプトを考えるイベント「酒蔵アイデアソン」が
仙台市青葉区の東北経済産業局で開かれました。
「東北・夢の桜街道推進協議会」と「あしたのコミュニティーラボ」の共催で、
テーマは来日外国人が、友人に自慢したくなる日本酒・酒蔵を生かした
東北でしかできない体験を創出することです。
アイデアソンとは、Idea(アイデア)とMarathon(マラソン)を合わせた造語で
年齢、所属、専門分野などの異なる参加者がアイデアを出し合います。
今回集まった44人は、観光関連やその他の企業をはじめ、自治体、公共団体、金融機関、
蔵元の関係者、クリエーター、富士通のエンジニアら、さまざまなバックボーンと
東北への思いを持った人たち。
開催目的は、東北の復興事業を推進している東北・夢の桜街道推進協議会が昨年から始めた
「東北酒蔵街道」の活動を加速すること。
酒蔵の情報発信によって、桜の季節だけでなく通年での交流人口の増加を目指します。
東北酒蔵街道でお世話になった方々にお会いできて、
とても楽しい時間となりました。様々な方々がかかわることで、
この事業の可能性をあらためて感じました。
このアイデアソンは富士通さんが運営する
「明日のコミュニティラボ」のスタッフの皆さんの熱意で開催されました。
いつも大変有難うございます
http://www.ashita-lab.jp/
2016年2月2日

外務省では在外公館長赴任前研修に自主講座という位置づけで日本酒講座を設けています。
その第一回の講座は2011年1月24日の事でした。
まさに、その日の朝刊のタイミングで、ロンドンの共同通信がその講座について配信したのを
地方紙が20以上も掲載し、この講座は民意を得たものとして現在も行われています。
私は光栄にも第一回から、この講座をコーディネートさせていただいていますが、
今回は過去最多の33名の参加者がありました。

毎回、国税庁からも講師派遣をいただいていますが、蔵元講師は交代で来ていただいています。
今回の蔵元講師は茨城県の府中誉の山内孝明社長です。
造りのお忙しいところ熱い講義をしてくださいました。http://www.huchuhomare.com/
2016年1月28日

まさに日本のお酒業界の祝宴となりました!
国税庁長官の祝辞に始まって、乾杯はソムリエ協会の岡会長!
クールジャパン担当の内閣官房の参与も来賓に名を連ねました。
ワイン、ビール、日本酒、すべての関係者が集まってのお祝いでした。


健ちゃん、本当に本当におめでとう! …
久美子さんの内助の功に乾杯!

私も発起人の末席に加えていただいていますが、今日は本当に誇らしく嬉しい会でした!

以下は、昨年9月の合格発表後に私の連載で彼の快挙を紹介した時の記事です!ご参考まで♡
「日本でワインの資格といえばソムリエである。しかし、世界レベルの優秀なソムリエが最も多いといわれる日本に、これまで取得者が存在しなかった超難関資格が、世界のワイン業界で最も権威ある称号とされる「マスター・オブ・ワイン」(MW)だ。ついに今月、国内在住の日本人として初めて山仁酒店(宇都宮市)の大橋健一社長が最終試験に合格した。http://www.yamajin.com/about/
自分の名前の最後に「MW」と付けられるこの資格は、英国のマスター・オブ・ワイン協会が運営し、取得者は全世界で324人、アジア人はたったの5人だ。
これまで日本人としては、2011年に金融関係のバックグラウンドを持ちロンドン在住の女性が初めて取得。また、日本在住では、全日本空輸の機内ワインコンサルタントなどを務めるネッド・グッドウィン氏がいたが、現在はオーストラリアに転居してしまった。
大橋氏は、生粋の酒販関係者。業務用酒販店の全国ネットを構築しているサマーソールト(愛知県春日井市)の役員やコンサルタント会社の社長も兼務する。世界最大規模のワイン審査会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)にSAKE部門が創設された07年から、同部門のチェアマンも務めてきた。
来年1月末に都内で開かれるお祝いの会の発起人には、続々と業界を代表する団体や企業のトップが名を連ねる。MWの大橋氏に期待しているのは国内外のワイン、日本酒をはじめ飲料業界全体と言っていい。」