横浜君嶋屋 創業130周年のお祝いの会

2022年10月10日

私が今の日本酒の国際化活動を始めた頃からの大恩人、君嶋 哲至社長の創業130周年のお祝いの会に伺いました。全国から多くの蔵元さん方がお集まりで、新型コロナ感染拡大以来にお会いする方々も多く、とても嬉しいひとときでした。

君嶋さんと知り合ったのは、もう20年以上前の90年代後半、マガジンハウスで、金曜日に行われていた「ブルータスワイン🍷会」でした。私は、その頃、JALのCAとして乗務しながら、ソムリエそして、シニアソムリエの資格を取得してワイン三昧の日々を送っていました🍷🥂🍷

君嶋さんは、その頃から利き酒のまさに天才でした。そして、その頃からワイン🍷と日本酒🍶を同じように語れる人で、世界の銘醸地を巡っていました。
なので、私が同じ醸造酒として日本酒🍶にワイン🍷のような世界のSAKEへの可能性を感じた時に、既に利き酒師の資格は取得していたのですが、あらためて君嶋さんの日本酒のクラスに通って日本酒を学びました。

ワイン🍷の視点からの日本酒🍶の魅力も、そこでおしえていただいたように思います。
その後、JALのグループ会社が日本でWSET (Wine and Sprits Education Trust 世界最大のワイン教育機関)の認定校としてワイン教室をオープンする際に、JALから出向して立ち上げスタッフをした私が、この組織が日本酒教育を世界に展開してくれたらと、その働きかけとして、ロンドンの本校で、日本酒🍶のセミナーを企画した際に、有志の4蔵元を紹介してくれて、ご自身もロンドンまで同行してくれたのです✈️

それは2003年の11月のことでした。

そのロンドンのWSET 本校で初めて行われた日本酒🍶セミナーに、その年最も優秀な成績でマスターオブワインに合格したSam Harrop氏が参加してくれた事がのちにIWC (International Wine Challenge 世界最大のワインコンペティション)のSAKE部門誕生(2007年)に繋がっていくのです。
その後、WSET ロンドン本校での日本酒🍶セミナーは、いろいろな蔵元さんが年に一度おこなってくださり、私もずっと働きかけを続けて、10年かかりましたが、2013年にWSET SAKE Level3 資格講座🍶が誕生して、その後誕生したLevel 1と併せて、WSET が展開する74ケ国中、26ケ国と3地域で日本酒講座が始まり、資格取得者は15,000人を超えました。
その始まりは、君嶋さんが私に蔵元さんをご紹介くださった事でした。

君嶋さん、本当に有り難うございました🙏
そして本日はおめでとうございます㊗️
益々のご発展をお祈りしております。

 

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