令和2年度 日本産酒類ブランド化事業「地質に対応した日本酒仕込水の水質分析体系化によるテロワールブランディング 」で新潟を訪問。

2020年10月30日

国税庁 令和2年度 日本産酒類ブランド化事業
「地質に対応した日本酒仕込水の水質分析体系化によるテロワールブランディング 」で、新潟県の柏崎市の「越の譽」醸造元、原酒造、 http://www.harashuzou.com/ 


長岡市の吉乃川酒造を訪問しました。 https://yosinogawa.co.jp/  

 事業内容は以下になります。
事業名:国税庁 令和2年度「日本産酒類のブランド化推進事業」
事業テーマ: 地質に対応した日本酒仕込み水の水質分析体系化によるテロワール・ブランディング
事業目的: • 地質に基づいた地下水の質の多様性を調査により体系化し、仕込み水の地球科学的な意味合いを蔵元及び国内外の日本酒ビジネス関係者にわかりやすく提供する。 • 仕込み水と地質との関連を可視化することにより、過去にない科学的なテロワール視点で 世界のワイン市場における日本酒のブランディング・高付加価値化に寄与する。   
 私はこの事業の企画、コーディネートを務めています。    
地層学、生命環境系の権威である久田健一郎先生と地学スペシャリストの唐田幸彦さんと受託会社の高橋睦樹さんと鈴木更紗さんと5人でこちらの蔵に伺いヒアリング、そして仕込み水の採取をお願いしました。

 原酒造さんでは、原吉隆社長、現代の名工の石黒芳和杜氏に迎えていただき、地域の水資源の専門家の高橋先生にも加わっていただき、

蔵の近くの水源までご案内いただきました。

 吉乃川さんでは、新潟県の長岡地区の産業振興担当者と長岡市の方、そして、新潟県醸造試験場の金桶光起場長が同席くださり、前向きな情報共有の場となりました。

 仕込み水も試飲させていただき

蔵の敷地内の、「天下甘露泉」という石碑をご案内いただき、水を大切にされてきた歴史もご紹介いただきました。

今年、新たに設けられた「蔵ミュージアム 醸蔵」に、蔵元ご長女の川上麻衣さんにご案内いただきました。

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