第37回全国町並みゼミ 鹿島・嬉野大会

2014年11月8日

全国町並みゼミ1

第37回全国町並みゼミ 鹿島・嬉野大会の第2分科会にパネリストとして登壇させていただきました。

全国町並みゼミ2

佐賀県鹿島は「鍋島 大吟醸」の郷、鹿島酒蔵ツーリズムで官民で地域活性に成功している自治体です。

今回の町並みゼミは2012年からの実績をこうした機会に振り返る素晴らしい機会ともなっていました。

全国町並みゼミ3

全国から集まった多様な分野の方々から熱心な質疑もあり、私にとっても意義深い時間でしたし、

何より鹿島の皆様にお会いできたのが嬉しかったです。

全国町並みゼミ4
http://www.37th-machinami.com/

タイでSCSトレーディングの日本酒の会大盛況

2014年11月4日

タイの日本酒の会2014 1

タイ、バンコクのホテルオークラ主催の日本酒の会が

SCSトレーディングの全面協力で開催され300人近い飲食関係者、消費者が参加して大盛況でした。

タイの日本酒の会2014 2

タイは近年日本へのビザの緩和や日本酒の関税が下がった事などで注目されている市場です。

今回の日本酒の会を成功させたSCSトレーディング社は現地で20年以上前に設立、日本酒販売の実績も10年以上で代表の鈴木幸代氏の人材育成からの市場開拓という地道で誠実な取り組みの企業です。

今回はこの会社の顧問としてこの会に参加させていただきましたが、ご縁に感謝を感じずにはいられない素晴らしい会でした。

タイの日本酒の会2014 3
消費者は1,000バーツ(3,300円くらい、しかし現地の物価感覚としては日本での10,000円相当か)支払っての会ですので、それで、この盛況というのは市場の可能性を感じさせました。

また、来場者も日本酒や日本について大変大きな興味を持っている方々ばかりで、それを知ってとても嬉しかったです。
素敵な会でした。
関係者の皆様、本当に有難うございました。
https://www.facebook.com/scstrading?fref=ts

世界62ケ国に広がるワイン教育機関「WSET」のCEO Ian Harris氏初来日

2014年10月31日
世界62ケ国に広がるワイン教育機関「WSET(Wine & Spirits Education Trust)」http://www.wsetglobal.com/qualifications/languages/216.aspこのWSETのCEOのイアン・ハリス氏が初来日しました。WSETは全世界に600を超える提携校を持ち、世界に広がるワインビジネス人材の育成を担っています。

同じくロンドンに本拠を置くマスターオブワイン協会(Instutute of Masters of Wine)ともイコールパートナーの関係にある組織で、世界のワインのトレンドをリードする超ワイン専門家集団であるマスターオブワイン達も、多くはこの機関の教育プログラムを経ています。http://www.mastersofwine.org/私個人では2000年にJALのグループ会社がWSETのワイン教室を日本で開校した際にその立ち上げ担当として出向した事からWSET本校のスタッフと繋がりが出来、WSETのグローバルなワイン業界における人材育成の役割を充分知る事が出来ました。人材育成が市場を育てていくのです。日本酒が世界に誇れる日本の宝と知った時、日本酒を広く海外の人達に知ってもらうにはワイン教育のネットワークに日本酒が入っていく事、ワインビジネスの人材が同じように日本酒にも親しんでくれる事が必要だと思いました。

政府の「國酒プロジェクト」で日本酒の輸出振興が国策となった時から、多くの政府関係者の方々にWSETに日本酒のコースが出来る事での世界への影響力を訴えてきました。

今年からついにWSETに日本酒コースが誕生する事になりました。
http://www.wsetschool.com/which-course/classroom-courses/level3-courses/wset-level-3-award-in-sake

そして昨年度から農水省の予算でWSETに出来る日本酒コースの講師育成研修のサポートが実施されています。
これには内閣府の担当者の方々、農水省、国税庁(酒類総研)、酒造組合中央会、多くの蔵元さん方の協力がありました。

今回の来日は日本での提携3校との会合とVinexpoの視察という事ですが、この日本酒コース新設にあたりハリス氏を日本酒の海外振興にご尽力いただいている政府関係各所に案内をしました。

 

内閣府で日本酒担当の政務官をされていた福岡たかまろ先生、

Ian Harris @ 参議院会館 福岡たかまろ先生と

講師研修でお世話になっている酒類総研の主管である国税庁酒税課、

Ian Harris @ 国税庁

酒造組合中央会、

Ian Harris @ 中央会 濱田先生と

在外公館長の赴任前研修

日本酒講座を設け在外公館での日本酒活用を推進してくださっている外務省在外公館課。

Ian Harris @ 外務省

彼の短い日本滞在に関係各所の皆さまが時間を調整して対応いただき感謝の気持ちでいっぱいです。

IWC公認イベント日本橋YUITOにおけるプレミアム日本酒試飲会

2014年10月25日

YUITO 2014 全員写真 手振り2 YUITO2014 会場A1 YUITO2014 会場B1

日本で唯一、IWC公認イベント日本橋YUITOにおけるプレミアム日本酒試飲会が開催されました。
今年のIWCの出品は過去最大の725銘柄。

この試飲会はチャンピオンサケや各部門の最高賞トロフィー受賞蔵を含むゴールドメダル受賞蔵のみを集めた会です。

ゴールドメダルも出品酒の上位わずか5%という狭き門。

それだけにもちろんお酒は皆、素晴らしい品質のものばかり、

お客様方は口々に「どのお酒も全部美味しい!」とご満足な様子でした。

今回初めての試みとして試飲会に先立ってチャンピオン蔵と新設された普通酒部門の最高賞の蔵、

そしてこのイベントの告知や広報を担当している小学館「サライ」の小坂編集長、

MCは私で日本酒セミナーもさせていただきました。


主催である会場ビルYUITOのオーナーである野村不動産の方針で

1部、2部とも各回定員を定めて会場が窮屈にならないように、

盛況ながらも蔵元とお客様が充分話が出来るように、

プレミアムな空間づくりを心懸けた素晴らしいイベントです。

YUITO2014 1 YUITO2014 酔翁

国内外から取材も入り、ミス日本酒の森田真衣さんが会場に華を添え大成功の会となりました。

蔵元の皆さま、関係者の皆さま、本当に有難うございました!

外務省研修所における第5部研修 日本酒講座

2014年10月20日

外務省研修所

 外務省の本省で在外公館長赴任前研修の日本酒講座が始まったのは2011年1月24日の事で

以来年に4回ほど行われていますが、

この毎年1回の他省庁の方々への外務省研修所における第5部研修 日本酒講座は

参加者も100人を超えるもの。

研修所の担当の皆さんが盛り立ててくださって開催されています。

【講師】 国税庁     :近藤洋大 酒類国際技術情報分析官
蔵元講師 :市島健二 市島酒造代表取締役 新潟県 酒サムライ前会長
:滝澤英之 滝澤酒造専務取締役 埼玉県 酒サムライ副会長
:橋場友一 泉橋酒造代表取締役 神奈川県
コーディネート:平出淑恵 酒サムライコーディネーター

外務省研修所2 外務省研修所1

【講義内容】
講義(於:講堂)
酒サムライ活動とIWCについて   :平出講師
国税庁の輸出支援施策及び日本酒について:近藤講師
日本酒の蔵元について   :市島講師、滝澤講師、橋場講師

試飲(於:食堂)

酒サムライ叙任式

2014年10月17日

 

 

 

酒サムライ叙任式2014 4 酒サムライ叙任式2014 1 酒サムライ叙任式2014 2

日本酒造青年協議会の酒サムライ事業のメインイベント、

第9回(平成26年度)酒サムライ叙任式が京都の下鴨神社で行われました。

国内外から集まった今年の新酒サムライの方々は以下の6名の皆さまです。

* 白洲 信哉(しらす しんや) 氏 月刊「目の眼」編集長
* 村山 和恵(むらやま かずえ) 氏 新潟青陵大学助教授 日本酒の会主催
* Antony Moss(アントニー モス) 氏
Sake Education Council Certified Sake Professional (WSET)
* Markus Del Monego(マルクス デル モネゴ) 氏 CaveCo GmbH 代表
* Richie Hawtin(リッチー ホウティン) 氏 DJ / ミュージシャン
* Youlin LY(ユーリン リー) 氏 Restaurant Sola オーナー

酒サムライ叙任式2014 宴会1 酒サムライ叙任式2014 宴会3 

下鴨神社へ正式参拝、叙任式、記者会見、叙任者を囲んで蔵元と関係者での日本文化を楽しむ宴会も

和やかに行われ、また頼もしいSAKEの大使「酒サムライ」が誕生しました。
http://www.sakesamurai.jp/project.html

酒サムライ叙任式2014 宴会2 酒サムライ叙任式2014 宴会4

酒サムライサミット@菊の井本店

2014年10月16日

酒サムライサミット2014@菊の井

酒サムライ叙任式の前日に今まで酒サムライに叙任された方々にお声を掛けて

交流を楽しもうというが酒サムライのお一人村田吉弘さんのお店。

京都菊の井の本店で行われました。http://kikunoi.jp/store/

この会は基本的には参加費は自分で支払う会で、酒サムライの方々や蔵元さん、関係者の交流の場というものです。

酒サムライサミット2014@菊の井. 1 酒サムライサミット2014@菊の井. 2

生憎、村田さんは不在でしたが、

昨年酒サムライになってくださった日本酒で乾杯条例を全国に先駆けて実現させた

京都市の門川市長も駆け付けてくださり、ドイツ在住の酒サムライ、上野佳子さん、

酒蔵ツーリズムの中村悦子さん、吉兆の徳岡邦夫さんらと

今年叙任予定の世界最高ソムリエタイトルをもつマルクス・デル・モネゴ氏と

世界62ケ国に広がるワイン教育機関WSETで今年から始まった日本酒コースの責任者である

アントニー・モス氏らと賑やかな会となりました。

菊の井の皆さんのきめ細やかなおもてなしとお料理で至福の一夜となりました。

ワインの世界の3冠王「マルクス・デル・モネゴ氏」によるワインと日本酒の特別セミナー

2014年10月14日

モネゴ氏のセミナー2 モネゴ氏のセミナー1

酒サムライ叙任式に出席のため来日の世界的なワインの権威、マルクス・デル・モネゴ氏の

日本酒とドイツワインの比較特別セミナーを企画しました。

講師: マルクス・デル・モネゴMW MS
(同氏は世界でたった二人しか存在しないワイン業界の三冠王として知られます。
世界最優秀ソムリエ『田崎真也氏の次の大会のチャンピオン』であり、

ワイン業界最難関の資格、マスター・オブ・ワインであり、マスター・ソムリエの資格を保持、

この三冠王は他には英国在住フランス人であるジェラール・バッセ氏です。)

演目: “Sake and Wine – Parallels and Differences”
The way of tasting sake and wine for decent tasting notes

主として国際的に通用するテイスティング・コメントの共通点と相違点の説明。
彼の故郷となるドイツ・ワイン(VDP)、そして日本酒をテイスティングしながら講演を進めました。

講師補佐: IWC Sake chairman 大橋健一 山仁酒店社長 http://www.yamajin.com/

このセミナーに参加してくださったワインジャーナリストの山本昭彦さんが

早速彼のブログでこのセミナーを紹介してくださいました。

ワインジャーナリストから日本酒のセミナーの模様を発信すると

まさにワインの世界への訴求となりますね。山本さん、有難うございます。
http://winereport.blog.fc2.com/blog-entry-814.html

モネゴ氏のセミナー
セミナーには日本酒の蔵元、酒販店、日本酒造組合中央会、農水省、

JETROから熱心な皆様が参加されました。

セミナー後は、ごくモネゴご夫妻の希望もあり少人数で和食で会食。
「和食は大好き!」とご夫妻ともに大変喜んでくださいました。

モネゴ氏のセミナー後 懇親会

阪急百貨店青い高級品お歳暮カタログでIWC受賞酒を紹介♪

2014年10月13日

 

阪急百貨店からお歳暮のカタログが届きました(^^)
昨年初めて阪急百貨店のこの青い高級品お歳暮カタログでIWC受賞酒を紹介する機会をいただき大変好評だったそうです。
今年もチャンピオンサケ他、各部門の最優秀銘柄をご紹介させていただいています。
特に今年のチャンピオンサケの高山の「飛騨の華・酔翁」は古酒だけに、現在、数量制限しての地元のみの販売とか
他にご紹介している銘柄は受賞後、どれも品薄になっているものばかりです。
この阪急様の企画は世界に評価された銘柄を幅広い方々にご紹介する素晴らしい機会と感謝しています。
阪急お歳暮2014-2

第一回昇龍道日本銘酒街道推進会議で基調講演

2014年10月8日

昇龍道会議2 昇龍道会議1

第一回昇龍道日本銘酒街道推進会議で基調講演の講師を務めさせていただきました。

この日本中部の9県の広域地域を酒蔵で結ぶ銘酒街道の構想は心の高鳴るプロジェクトです。

中部経済連合会の三田会長(中部電力株式会社 代表取締役会長)が開会のご挨拶をされ、

村中健一名古屋国税局長の来賓挨拶、中部運輸局の野俣光孝局長の推進会議の趣旨説明につづき、

「観光資源としての地酒の活用推進―SAKEから観光立国ー」で、酒サムライ活動
http://www.sakesamurai.jp/
やIWCのSAKE部門の活用についてお話ししました。


酒蔵ツーリズムの取り組みについては蔵元を代表して半田酒造組合の澤田理事長(澤田酒造)

と飛騨酒造組合の上野田理事長(天領酒造)からそれぞれの地域の取り組み発表があり、

JETRO、経産局からの情報提供、愛知県の大村知事の開催県代表挨拶、

そして閉会挨拶は日本酒造組合中央会中部支部長である三重県酒造組合の重藤会長がされました。


官民のこれだけの会議を取りまとめられた中部運輸局を中心とした関係者の方々のご尽力には心から敬意を表します


IWCチャンピオンが今年はこの地域から出ていますし、私もこのプロジェクト推進をお手伝いしていきたいと思います!
http://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/kisya014/kikaku20140926.pdf#search=’第一回昇竜道銘酒街道