和食文化国民会議の年に一回の交流会「和食セッション」

2019年12月4日

 ユネスコに登録された「和食」の保護継承を支援する目的で、一般社団化した「全国和食国民会議」https://washokujapan.jp/ の発信を担う連絡会議の幹事を務めています。

 今日は連絡会議主催の、年に一回の交流会「和食セッション」です。

服部幸鷹連絡会議議長のご挨拶に続き、

小宮恵理子農林水産省和食室長が来賓挨拶をされました。

 最初の服部幸應議長の基調講演では、和食会議の活動と、日本人の食の西洋化からもたらされた健康面の変化等についてお話しがありました。

 私のミッションはこの連絡会議で和食の一翼を担う日本酒を発信することですが、今年は日本酒🍶の文化的な部分の発信をと、入江亮子さんに「茶事における盃事の重要性と新たな試み」をテーマにお話しいただきました。


 他には、日本大学の小谷孝司教授による「大学生の力で次世代に繋ぐ江戸前ちば海苔プロジェクト」、

そして、札幌国際大学短期大学部の遊佐順和教授による「北海道の昆布がもたらす食文化の多様性と地域の矜恃」でした。


 
 続くワークセッションでは、それぞれのテーマのブースが大盛況でした。

 日本酒の国際化の活動を続けてきた私は、IWCを通じて、品質の良い日本酒🍶をロンドンから毎年全世界に発信していますが、同時に日本酒の背景である文化や歴史も発信していかなければ、日本酒の持つ奥深さや本当の価値は伝わらないのではないかと感じていました。
 日本酒の国際化の現状や取り組みについて、少しお時間をいただきました。

今回は入江さんのお陰で、日本酒🍶の文化性の高さを発信出来たのではないかと思います。

 また、セッションご参加の皆様には、世界に評価された日本酒🍶もお知らせしたく、今年のIWCチャンピオンサケの「勝山 献」を朱盃でお楽しみいただきました。

 半年以上前から打ち合わせを重ねてきた幹事の皆さま、和食会議事務局の皆様、大変お疲れ様でした。

 登壇者の皆様、有難うございました。

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