令和2年度 日本産酒類ブランド化事業「地質に対応した日本酒仕込水の水質分析体系化によるテロワールブランディング 」広島初日

2020年10月12日

令和2年度 日本産酒類ブランド化事業「地質に対応した日本酒仕込水の水質分析体系化によるテロワールブランディング 」で広島の東広島市に来ました。

 新型コロナウィルス感染拡大の関係で、先月末にやっとGOが出て動き出せるようになりました。  

広島行の飛行機の中は満席!でビックリしました。

事業内容は以下になります。
事業名:国税庁 令和2年度「日本産酒類のブランド化推進事業」
事業テーマ: 地質に対応した日本酒仕込み水の水質分析体系化によるテロワール・ブランディング 事業目的: • 地質に基づいた地下水の質の多様性を調査により体系化し、仕込み水の地球科学的な意 味合いを蔵元及び国内外の日本酒ビジネス関係者にわかりやすく提供する。 • 仕込み水と地質との関連を可視化することにより、過去にない科学的なテロワール視点で 世界のワイン市場における日本酒のブランディング・高付加価値化に寄与する。 実施内容: • 過去10年近くに渡り、国内外で多数の日本酒の海外普及(ブランディング/プロモーション)やインバウンド事業を実施して来たメンバー((株)Sake business Laboratory及び平出淑恵氏)と、地層学、生命環境系の権威である久田健一郎筑波大学元教授を筆頭にした 地質・水質調査チームと連携したプロジェクトチームにより本事業を推進する。酒類の研 究機関((独)酒類総合研究所とも情報交換など協力しつつ進める。 • 日本の地質を特徴づけている地域を10カ所程度※選定し、その地域の酒蔵から仕込み水 の提供を受け、約400サンプルの水質分析を行い、地質との関連性を調査及び体系化・体系化された情報をWEBサイト等で国内外に開示し、他の日本酒関連事業者の活用や更なる調査・分析を推し進める環境を整備し、日本酒のテロワールやGI視点での今後のブランディングに寄与する。  

           調査依頼書に私が書かせていただいた文章はこちらです。     
  本事業実施にあたって 産業振興事業で官民問わずよく使われる「新しい価値の創造」という言葉があります。 この調査事業は、まさにそれにチャレンジする事業です。
グローバルに展開するワイン産業で、生産者やソムリエが語る「テロワール」は、 「土地」を意味するフランス語から派生した言葉で、もともとはワイン、コーヒー、茶などの品 種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指すものです。 同じ地域では、土壌、気候、 地形、農業技術が共通するため、作物にその土地特有の性格を与えるので、その作物における「生 育環境」ともいうことができます。 つまり、ワインビジネスの世界では、「その地域で出来た葡萄からしか造る事が出来ない限定品」 という事を、「テロワール」という言葉を使って消費者に伝え、そのワインの価値を上げているの です。 ですので、それだけを日本酒と比べてみると「米は他の地域のものも使える」という事でワイ ンの世界のテロワールの概念で価値を感じている多くの人達には、日本酒は「他の地域の米を使 って大量生産できる工業生産品」と見られてしまうかもしれません。 それでは、日本酒の中の動かせないもの、「水」、それも地質からの水質の違いからの酒質への アプローチという視点は、世界的なワインのテロワールに価値を感じる人達に日本酒の地域性を 伝える事が出来ると思いました。実際、「ワイン愛好家のための地質学」という世界的な名著もあ るのです。 昨年の4月、NPO つむぎつくば主催「ジオパークと酒蔵ツーリズム」で久田健一郎先生にお会 いした時に、こうした調査の出来る専門家と出会えたと思いました。 日本酒の歴史はワインに勝るとも劣りませんが、日本酒の、その価値を国や文化を超えた海外 で伝えていく行為は、ほぼ国内で飲まれてきた日本酒は、グローバルに展開するワイン産業には 遠く及ばず、まだまだ始まったばかりです。 そして、日本酒とワインは同じ醸造酒ではありますが、全く違うものです。 しかしながら、彼らが長い時間をかけて築き上げてきた「一杯の飲み物」の価値を上げていく 手法や知見を私たちは学び、活用していく事が出来ます。 この調査事業は、海外のワインを飲む人たちの多い市場で、日本酒を販売する人達を大いに助 ける事になるでしょう。 そして、日本の宝である日本酒を「世界の SAKE」にしていければと思います。                                                                 株式会社コーポ・サチ 平出淑恵  

最初にこの事業の連携機関である酒類総合研究所を訪問して、久田先生にこの事業の内容を酒類総研の連携メンバーの先生にお話いただきました。  

その後、「西条 山と水の環境機構」の前垣壽男理事長と合流してこの団体の活動地域の山とそこから流れる龍王の名水を視察しました。

 その後、前垣理事長の蔵、西条にある賀茂泉酒造を訪問して、理事長が声掛けしてくださった東広島市役所の方や岡山大学の水質の権威、西垣誠先生と前垣邸の重森三玲による素晴らしい庭を眺めながら熱く語り合いました。  

素晴らしい事業スタートになりました。  

       有難うございました✨✨✨

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