トラベルジャーナル
2020年10月19日
8月11日から16日まで行った TOKYO SAKE FESTIVAL 2020の後援をしていただいた、内閣府の知的財産戦略本部に、辻尚之事務局長とご挨拶に伺いました。
渡邊厚夫次長を筆頭に、イベント視察に来てくださった方々に迎えていただきました。
コロナ禍の中の開催に際し、力強くご支援いただき大変感謝しています
令和2年度 日本産酒類ブランド化事業「地質に対応した日本酒仕込水の水質分析体系化によるテロワールブランディング 」で広島の2日目です。
事業名:国税庁 令和2年度「日本産酒類のブランド化推進事業」
事業テーマ:地質に対応した日本酒仕込み水の水質分析体系化によるテロワール・ブランディング 事業目的:• 地質に基づいた地下水の質の多様性を調査により体系化し、仕込み水の地球科学的な意 味合いを蔵元及び国内外の日本酒ビジネス関係者にわかりやすく提供する。• 仕込み水と地質との関連を可視化することにより、過去にない科学的なテロワール視点で 世界のワイン市場における日本酒のブランディング・高付加価値化に寄与する。
調査担当は、地層学、生命環境系の権威である久田健一郎筑波大学元教授を筆頭にした 地質は唐田さん、水質は藪崎さんという調査チームです。
午前中は、東広島市役所の会議室で、「西条 山と水の環境機構」(前垣壽男理事長)主催で、西条酒造協会加盟7蔵と西条山と水の環境機構、酒類総合研究所、東広島市の方々との意見交換会でした。
この事業の説明と、蔵元さん方からの感想、要望などを伺いました。
とても熱心な会議になりました。
午後は、安芸津町の「富久長」醸造元の今田酒造本店さんに伺い、杜氏を務める今田美穂さんにお話し伺いました。https://fukucho.info/
その後、呉市の「千福」醸造元の三宅本店さんに伺いました。
三宅清嗣社長、三宅清史専務に丁寧にご案内いただきました。http://www.sempuku.co.jp/
あっという間の2日間、皆さま、本当に有難うございました
26あなた、山本 洋子、前垣 壽宏、他23人
令和2年度 日本産酒類ブランド化事業「地質に対応した日本酒仕込水の水質分析体系化によるテロワールブランディング 」で広島の東広島市に来ました。
新型コロナウィルス感染拡大の関係で、先月末にやっとGOが出て動き出せるようになりました。
広島行の飛行機の中は満席!でビックリしました。
事業内容は以下になります。
事業名:国税庁 令和2年度「日本産酒類のブランド化推進事業」
事業テーマ: 地質に対応した日本酒仕込み水の水質分析体系化によるテロワール・ブランディング 事業目的: • 地質に基づいた地下水の質の多様性を調査により体系化し、仕込み水の地球科学的な意 味合いを蔵元及び国内外の日本酒ビジネス関係者にわかりやすく提供する。 • 仕込み水と地質との関連を可視化することにより、過去にない科学的なテロワール視点で 世界のワイン市場における日本酒のブランディング・高付加価値化に寄与する。 実施内容: • 過去10年近くに渡り、国内外で多数の日本酒の海外普及(ブランディング/プロモーション)やインバウンド事業を実施して来たメンバー((株)Sake business Laboratory及び平出淑恵氏)と、地層学、生命環境系の権威である久田健一郎筑波大学元教授を筆頭にした 地質・水質調査チームと連携したプロジェクトチームにより本事業を推進する。酒類の研 究機関((独)酒類総合研究所とも情報交換など協力しつつ進める。 • 日本の地質を特徴づけている地域を10カ所程度※選定し、その地域の酒蔵から仕込み水 の提供を受け、約400サンプルの水質分析を行い、地質との関連性を調査及び体系化・体系化された情報をWEBサイト等で国内外に開示し、他の日本酒関連事業者の活用や更なる調査・分析を推し進める環境を整備し、日本酒のテロワールやGI視点での今後のブランディングに寄与する。
調査依頼書に私が書かせていただいた文章はこちらです。
本事業実施にあたって 産業振興事業で官民問わずよく使われる「新しい価値の創造」という言葉があります。 この調査事業は、まさにそれにチャレンジする事業です。
グローバルに展開するワイン産業で、生産者やソムリエが語る「テロワール」は、 「土地」を意味するフランス語から派生した言葉で、もともとはワイン、コーヒー、茶などの品 種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指すものです。 同じ地域では、土壌、気候、 地形、農業技術が共通するため、作物にその土地特有の性格を与えるので、その作物における「生 育環境」ともいうことができます。 つまり、ワインビジネスの世界では、「その地域で出来た葡萄からしか造る事が出来ない限定品」 という事を、「テロワール」という言葉を使って消費者に伝え、そのワインの価値を上げているの です。 ですので、それだけを日本酒と比べてみると「米は他の地域のものも使える」という事でワイ ンの世界のテロワールの概念で価値を感じている多くの人達には、日本酒は「他の地域の米を使 って大量生産できる工業生産品」と見られてしまうかもしれません。 それでは、日本酒の中の動かせないもの、「水」、それも地質からの水質の違いからの酒質への アプローチという視点は、世界的なワインのテロワールに価値を感じる人達に日本酒の地域性を 伝える事が出来ると思いました。実際、「ワイン愛好家のための地質学」という世界的な名著もあ るのです。 昨年の4月、NPO つむぎつくば主催「ジオパークと酒蔵ツーリズム」で久田健一郎先生にお会 いした時に、こうした調査の出来る専門家と出会えたと思いました。 日本酒の歴史はワインに勝るとも劣りませんが、日本酒の、その価値を国や文化を超えた海外 で伝えていく行為は、ほぼ国内で飲まれてきた日本酒は、グローバルに展開するワイン産業には 遠く及ばず、まだまだ始まったばかりです。 そして、日本酒とワインは同じ醸造酒ではありますが、全く違うものです。 しかしながら、彼らが長い時間をかけて築き上げてきた「一杯の飲み物」の価値を上げていく 手法や知見を私たちは学び、活用していく事が出来ます。 この調査事業は、海外のワインを飲む人たちの多い市場で、日本酒を販売する人達を大いに助 ける事になるでしょう。 そして、日本の宝である日本酒を「世界の SAKE」にしていければと思います。 株式会社コーポ・サチ 平出淑恵
最初にこの事業の連携機関である酒類総合研究所を訪問して、久田先生にこの事業の内容を酒類総研の連携メンバーの先生にお話いただきました。
その後、「西条 山と水の環境機構」の前垣壽男理事長と合流してこの団体の活動地域の山とそこから流れる龍王の名水を視察しました。
その後、前垣理事長の蔵、西条にある賀茂泉酒造を訪問して、理事長が声掛けしてくださった東広島市役所の方や岡山大学の水質の権威、西垣誠先生と前垣邸の重森三玲による素晴らしい庭を眺めながら熱く語り合いました。
素晴らしい事業スタートになりました。
有難うございました✨✨✨
TOKYO SAKE FESTIVAL 2020の主催者が、秋葉原で、
カフェバー 秋葉原『酒心 萌酒』をオープンする事になり、オープニングレセプションに伺いました。
東京都千代田区神田佐久間町3-37-4 東京小売酒販会館1階 tel 03-5809-3090
夏のイベントの出演者や出展された方々にも大勢お会いできてとても嬉しかったです💕
レセプションの最初のご挨拶と鏡開きにも加えていただき光栄でした✨✨✨
また、娘と孫達も少しだけ参加させて頂き、良い思い出になりました。
TOKYO SAKE FESTIVAL 2020でご一緒した、もえのあずきさんと神奈川県海老名市の泉橋酒造さんへ
橋場社長に丁寧にご案内いただきました。
こちらでは、米作りからの酒造りをされていて、丁度、自社栽培の山田錦の刈り入れで、貴重なタイミングに、もえのさんも喜ばれていました
もえあずさんがブログでもご紹介^^▼酒蔵見学♪(2020-10-07 18:58:08)https://ameblo.jp/moeazukitty/entry-12630040342.html
本日は老舗の日比谷松本楼で食べるを伝える-日本食文化会議の運営委員会、
続いて懇親会でした。
上杉孝久新理事長体制となって初めてのリアルのお集まりで、
前理事長で現会長の松本栄文氏にも久しぶりにお会い出来ました。
ソーシャルディスタンスのしっかりとした環境で、久々にリアルで先生方にお目にかかれ、楽しく美味しく、また大変勉強にもなりました。
本日10月5日発売の『週刊トラベルジャーナル』の私の連載コラム「平出淑恵のSAKEで乾杯」で、青森県西津軽郡鯵ヶ沢町の尾崎酒造さんをご紹介しています
地元の魚介料理に本当にピッタリのお酒で、まさに地域の地酒です
尾崎酒造 HP http://www.ozakishuzo.com/
週刊トラベルジャーナルHPhttps://www.tjnet.co.jp/
宮城県仙台・松島DMO事業の酒蔵ツーリズム推進基盤強化事業で、浦戸諸島の寒風沢島を訪問しました。
塩釜港から市営汽船で50分弱、この島で、米作り、漁業、民宿をされている外川さんを訪問。
外川さんの作るササニシキで、浦霞さんでは、地域限定販売の「純米吟醸 浦霞 寒風沢」を造っています。
今回の視察には、佐浦社長にも同行いただきました。
今では滅多にない天日干しされた稲穂を眺めながら、島の農業を守っている外川さん、そして島の自然の中で育ったこの米を使う事で、島の農業を支えている浦霞さんの物語を初めて知りました。
http://www.urakasumi.com/items/2014/07/post-36.html
こうした地域の物語をツーリズムを通じて発信していく意義を強く感じた訪問となりました。
宮城県仙台・松島DMO事業の酒蔵ツーリズム推進基盤強化事業で閖上(ゆりあげ) 地区の「浪の音」醸造元の佐々木酒造🍶、金蛇水神社⛩を訪問しました。
http://housen-naminooto.com/
佐々木酒造さんは、震災で蔵が全壊して仮設の蔵で酒造りを再開し、昨年の日本酒の日に蔵を復活させた蔵で、佐々木専務にその復活までのお話も伺いました。
その佐々木酒造がお神酒を造る金運上昇のご利益のある金蛇水神社⛩で神社のお話を伺い、この事業の成功も祈願しました。 http://kanahebi.cdx.jp/
夜の関係者懇親会は、前日の日本酒🍶の日がお誕生日🎂の「浦霞」醸造元の佐浦弘一社長を囲んで、蔵のある塩釜の老舗の名店「シェヌー」でじっくり関係者間の親睦を深める事が出来ました。