IWC2018 Sake審査会@山形のプレスリリース

2018年5月1日

IWC2018 Sake審査会@山形のプレスリリースです。
今年は過去最高の1,636銘柄が国内外から出品されました。
大会のスケジュール等々も、発表されています。
http://www.sakesamurai.jp/300501.pdf

【出品数に関するおもい~出品数が増えると~】
ちょっとここで、私個人の出品数に関するおもいを書かせてください。
IWCにSAKE部門が設立した当時2007年の頃には、

現在でもまだ全部の生産量の4%程度しか輸出されていない日本オリジナルの醸造酒である日本酒が、

世界的な醸造酒であるワインと並んで(混ぜて審査しているわけではありません)

つまり同じ立ち位置で世界に発信される事に満足を得ていたのですが、

実際にそれで毎年審査が続けていかれると、並んだのはワインと日本酒のみならず、

審査員(人材)もそうだという事に気がつきました。

つまり、日本酒自体が知られていなかったり、世界におけるステイタスがきちんとしていなければ、

その専門家も同じように世界にその価値が通用しないわけです。

IWCにSAKE部門が出来てからは並んだのはお酒だけでなく、海外で日本酒に情熱をかけてくれている人たちにも、

海外で分かりやすいステイタスを提供出来たのだと感じました。IWCのHPを見てみてください。
ワインの審査員と並んでSAKE審査員も名前が紹介されています。

https://www.internationalwinechallenge.com/judges.html

審査会に集まる各国の日本酒市場を背負う彼ら(今回は15ケ国)は本当に誇らし気です。

その審査員を増やすためには、出品酒が増える事なのです。出品数に併せて審査員の数を増やすからです。

(理由は、ワインの審査も同じですが、審査の精度を確保するために、一日に試飲する銘柄数の上限をある程度設けているからです。)

私は、IWCのアンバサダーとして日本国内外で、出品酒数を伸ばすべく、

IWCの受賞酒メリット等も色々と模索しながら活動していますが、

この審査会で誇らし気なSAKE審査員の様子を眺められた時と、ロンドンの授賞式で

チャンピオンサケやトロフィー受賞の蔵元さん方の誇らし気な様子を見られた時に心から嬉しく、それが励みになっています。

※今回の山形大会には、英国、米国、香港、台湾、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、

スウェーデン、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、シンガポール、

そして日本の国のSAKEのプロフェッショナルが審査にあたります。

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