2015年7月7日

ミラノ万博期間中に万博会場から離れた市内のスッテリーネ宮殿でB to Bのイベントを
「にっぽんサローネ」という形で6月25日から7月13日の期間で行っていますが、
7月7日に内閣府との共催でサケシンポジウムを行いました。

パネリストには世界的なワインの超一流スペシャリスト,
マスターオブワインであり、酒サムライでもある2名を招聘しました。

世界最大規模のワインコンペティションの審査部門最高責任者のサム・ハロップ氏と
1998年度の世界最高ソムリエのマルクス・モネゴ氏、
ファシリテーターは日本在住で世界の飲食を取材して活躍中のジャーナリスト、メリンダ・ジョー氏、
そして本業はイタリア最大のデジタルマーケティング会社の創業者にして
日本文化と日本酒の伝道師というマルコ・マサロット氏という方々です。

そしてこの世界発信イベントにご協力いただいたのは、酒サムライ事業の創設時に会長をされていた、
浦霞(宮城県)さん、2008年IWCチャンピオンサケ受賞の出羽桜(山形)さん、

2010年IWCチャンピオンサケ受賞の 梵(福井)さん、2012年IWCチャンピオンサケ受賞の福小町(秋田)さん、

2013年IWCチャンピオンサケ受賞の喜多屋(福岡)さん、

そして今年の純米部門のトップトロフィーを獲得された鳴門鯛(徳島)さんです。

1部のシンポジウムはワインスペシャリストの視点から日本酒の今後の可能性について素晴らしい提案があり、
隣の会場で行われた2部ではパネリストが一蔵一蔵ブースを回り、マルコ氏がこの日のために各お酒に合わせて用意した、
これも一流のイタリア食材と日本酒との相性についてのワークショップでした。
参加者は皆、大変興味深く彼らの話に耳を傾けていました。
正直あまりに静かに聴いてくれていて感動しました。
ここまで参加者を惹きつけた彼らのプロフェッショナル度に感謝と感動でした。
ミラノは大変な猛暑で、びっくりしましたが、パネリスト、蔵元さん方、担当の政府の方々、
そして運営の電通さんの頑張りに感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん、本当にお疲れ様でした。有難うございました。
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