2014年7月25日
世界に300人ちょっとしか取得していないワインの最難関マスター・オブ・ワインの資格を2003年に最優秀の成績で取得したサム・ハロップ氏は世界最大規模のワインコンペティションIWC(インターナショナル ワイン チャレンジ)のCo-chairman(審査最高責任者)に就任後、この大会に2007年、日本酒部門の創設に尽力。日本酒部門の審査にも深く関わってきました。
http://www.mastersofwine.org/en/about/meet-the-masters/profile/index.cfm/id/b85278ec-804b-e211-a20600155d6d822c
今回、サムに「ワインの知識に基づいた日本酒の展望」というテーマでセミナーをしてもらいました。主催は弊社(株式会社コーポ・サチ)とIWCのSake chairmanを務める大橋健一氏の山仁酒店です。前日に山梨でワインセミナーも精力的にこなしたサムは疲れも見せずに、約1時間も予定を延ばしての熱心な講義をしてくれました。IWC以外では特に日本酒のビジネスはしていない彼ですが、8年目となるIWCの日本酒部門との関わりで日本酒の海外展開への問題点を鋭く指摘、政府関係者のオブザーブもあったため、政府へのアドバイスまでしてくれました。
参加費のあるセミナーですので内容の詳細をご紹介するのは差し控えますが、やはりグローバルなワイン市場の中でビジネスをしている人の視点はスケールが違うと思いました。今回参加された方は参加費の何倍もの収穫を得たと思います。なぜなら、何回海外に行っても彼が伝えてくれた事は得る事は難しいと思われるからです。
来年も是非、もっと大きな規模で開催したいと思いました。
サム、本当に有難う♡
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