第1回 鹿児島県焼酎輸出拡大等プロジェクト小委員会
2018年6月30日第1回 鹿児島県焼酎輸出拡大等プロジェクト小委員会が鹿児島県庁の18階にある特別会議室で行われました。
世界70ヶ国に展開する世界最大のワイン教育機関WSET(Wine and Sprits Education Trust)
が来年、世界的な蒸留酒Sprits教育を開始予定で、そのLevel3というバイヤーなどの専門家レベルのプログラムの中の
アジアの蒸留酒の中で焼酎や泡盛を紹介するという動きに呼応する形で焼酎の世界発信に取り組もうという会議です。
日本でWSETを運営するキャプラン株式会社のアドバイザーという立場で私も説明役として出席させていただきました。
https://www.caplan.jp/wine/first/wset/index.html
この委員会の顧問を務める森山裕衆議院議員、三反園訓鹿児島県知事のご挨拶から始まり、
鹿児島県酒造組合の中玉利豊専務理事から、昨年12月2日の検討準備会、5月の南日本新聞の報道、
5月23日の理事会の報告があり、
私から2014年にWSETにSAKE講座が出来るまでの経緯やその後の政府支援、
今年5月に山形県が誘致して開催されたIWC2018 Sake審査会の海外からの審査員の半数がWSETのSake講師である事など
日本酒の国際化に不可欠な各国の市場における人材育成に、この世界的なワイン教育機関が果たしている役割について説明しました。
その後、濱田雄一郎鹿児島県酒造組合会長から、組合としての今後の取り組みの骨子案が紹介されました。
続いて、県庁としてのサポート提案、垂水市としてのサポート提案、JETROとしてのサポート提案、
国税庁としてのサポート提案と続き、意見交換が設けられ、
閉会は、悦田克己鹿児島県PR課長が、県との力強い連携が期待出来るコメントで締めくくりました。
その後、メディアの取材がかなりあり、当日のテレビや翌日の各紙に好意的に取り上げられ、
反響の大きさを感じました。
そして、あらためて「焼酎」が鹿児島の方々にとって大切なものだという事を肌で感じる事が出来ました。
会議の後は、知事も顔を出してくださって懇親会が開かれましたが、
大変盛り上がって、その最後が、一本締めではなく本坊浩幸鹿児島県酒造組合副会長による
「チェスト!」だった事で、酒造組合の皆さんの意気込みをヒシヒシと感じました。
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