令和3年度国税庁事業 海外の日本産酒類(焼酎、泡盛)専門家育成に係る研修 最終日4日目(鹿児島県)

2022年6月9日

日本産酒類の輸出拡大に向けて、国税庁の令和3年度 国外のスピリッツ(蒸留酒)専門家招聘事業のツアー最終日は鹿児島県の蔵を訪問しました。 来日したスピリッツ専門家は、ロンドンに本部を置く、世界最大のワインとスピリッツの教育機関WSET(Wine & Sprits Education Trust)が2019年に開講したスピリッツの専門家対象の資格 、スピリッツレベル3のプログラム作成や、各国でこのプログラムの推進のトップクラスに関わるメンバーです。https://www.wsetglobal.com/…/wset-level-3-award-in…/

今回の招聘メンバーの1人であるWSET のSAKEの資格講座開発責任者のAntony MossMWが、このスピリッツ レベル3に焼酎と泡盛を入れる事に尽力してくれました。日本産酒類の国際化への彼の貢献に感謝の気持ちでいっぱいです。 

訪問先は、最初に志布志市の「侍士の門」醸造元の大久保酒造さんに伺いました。

 大久保酒造さんの焼酎の原料となる芋畑もご案内いただきました。https://ookuboshuzo.com/

次に、鹿屋市の大海酒造さんに伺いました。

https://www.taikai.or.jp/

河野直正社長に迎えていただきましたが、多くのメディアも待ち受けていて、彼らへの関心の高さを感じました。

その後、鹿児島市内で鹿児島県と酒造組合主催で招聘者との意見交換会が開催されました。 


濱田雄一郎鹿児島県酒造組合会長による開会のご挨拶、議会中の塩田康一鹿児島県知事からのビデオメッセージ、

私からWSET の招聘者のご紹介をさせていただき、WSET からはAntony Moss MWから今回の蔵訪問と焼酎の世界発信についての講評、鮫島吉廣焼酎マイスターズクラブ理事長からのユネスコの無形文化遺産登録に向けての講話をいただき、その後、質疑と意見交換が行われました。

その後は、WSET講師による焼酎の教育映像を加えた越境ECサイト(2022年3月開設)の紹介とそこで紹介されている焼酎の試飲しながらの夕食会となりました。

それぞれの焼酎の蔵元から説明と招聘者への歓迎のコメントも加わり、和気あいあいとした会となりました。

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