一般社団法人 食文化ルネサンスの総会と懇親会
2025年9月30日 会場は、理事である間光男(はざまみつお)シェフのレストラン、SUD Restaurant TERAKOYA竹芝の、
まさにオーシャンフロントといえる立地にあるゴージャスなお店です。https://sud-terakoya.jp/
会全体の進行は、二之湯武史専務理事がされて、冒頭に昨年の総会直後に逝去された服部幸應先生に黙祷いたしました。
通常総会の議長は、鎧塚俊彦理事が務められ、盛会裡に終了いたしました。


総会後には、理事のミシュラン三ツ星HAJIMEレストランのオーナーシェフの米田肇氏と、
ONODERA GROUP のエグゼクティブシェフの杉浦仁志氏による対談。
食の世界のリーダーのお2人の対談は、とても刺激的でした。
その次は、昨年からの新理事に就任された
HOTEL THE MITSUI KYOTO 副総料理長 兼「都季」料理長の浅野哲也氏と、私がそれぞれプレゼンをさせていただきました。

そして、その後は、会場のSUD Restaurant TERAKOYA、竹芝の特別メニューを楽しみながらの懇親会となりました。
間シェフの渾身のメニューで至福の時間を過ごしながら、くじ引きで一緒のテーブルになった方々と前向きなおしゃべり、
合間に、二之湯専務理事が、参加者に近況報告を促して、全員が声を発する機会をいただきました。


私は、和食会議連絡会議の議長をされていた故服部幸應先生のご紹介で、この団体に入会しましたが、
食文化ルネサンスは、コロナ禍に政府に物申せる食の団体である「食団連」の設立にも大きく関わり、
まさに日本の食文化を前進させる存在です。 https://shokubunka.or.jp/about/
懇親会後の2次会も活気があって楽しく前向きな交流の機会となりました。
この機会に、食文化ルネサンス、二之湯武史専務理事の功績をご紹介。
二之湯武史専務理事は、参議院議員時代に、政治家として特に日本の「食」を単なる産業としてではなく、「文化」として捉え、その地位向上と海外発信に尽力されました。
1. 「食文化」を法律に明記させた功績
日本の「食文化」の地位を法的に確立したこと。
• 文化芸術基本法(旧:文化芸術振興基本法)の改正:
• 改正前の法律には、「食」が「文化」であるという明確な規定がありませんでした。
• 二之湯氏は、「日本食文化普及推進議員連盟」の事務局長として、服部幸應氏ら飲食関係の有識者・団体と連携し、法改正を強力に推進しました。
• その結果、2017年の改正で「茶道、華道、書道その他の生活にかかわる文化」に「食文化」が明記され、「文化芸術基本法」に改称されました。
• これにより、食の分野からも文化勲章や文化功労者が輩出されるための法的な根拠となり、日本の食文化の地位向上に大きく貢献しました。
2. 輸出拡大とブランド振興への貢献
日本の食と酒類の海外展開を後押しする政策にも積極的に関与しました。
• 日本産酒類輸出拡大の推進:
• 自民党の「日本産酒類輸出拡大PT(プロジェクトチーム)」の事務局長を務め、日本酒をはじめとする日本産酒類の海外販路拡大に向けた政策立案を主導しました。
• 高付加価値産業としての食の振興:
• 自らの政策理念として、「成熟国家にふさわしい高付加価値産業(観光・食・アート・スポーツなど)を強力に振興し、地方創生を進める」ことを掲げました。食を文化・歴史・体験と複合的に組み合わせることで、地域ブランド価値を高めることを提唱しました。
Categorised in: SAKEから観光立国, 交流会, 会議, 感動♡, 感激♡, 感謝♡, 懇親会, 楽しい打ち合わせ♪, 美味探求, 食文化ルネサンス