「INBOUND DAY 2025」

2025年8月5日
INBOUND DAY 2025 に参加しました。
 私自身が、インバウンドの地方誘客へと「SAKEから観光立国」の活動を始めたのが、
JALのCA時代の2000年代初めの頃でしたが、その頃、既に海外では1981年にシンガポール🇸🇬が巨大なハブ空港を完成させていました。
その頃、日本は国際空港である成田空港は開港していましたが、地元の反対もあり、
国際空港と言うには…という滑走路は一本半という状態でした。
例えば、海外の航空機の車輪が着陸時にパンクすると、すぐに、エアポートクローズで、
アプローチしていた航空機は羽田空港に着陸して成田空港の滑走路が復活するのを待つ…というような…
今のような国を挙げて「インバウンド」にはほど遠い状況でした。
 そのうち、韓国がやはり巨大な仁川空港を完成させて、
その頃、タイ🇹🇭には、ヨーロッパからの富裕層に対応するホテルもあり、人材も育てていました。
こうして、アジアの小さな国は、外貨を得ようとする動きが加速していきましたが、
まだまだ日本は、車の輸出や人口も多いので内需で国家運営が続いていたように思われます。
日本の食を海外にPRする「JFOODO 」が設立されたのは2017年でしたが、
モデルとなったフランス🇫🇷のSopexaが出来たのは1961年です。
また、日本酒の輸出も伸びていますが、主管の国税庁酒税課に輸出促進室が出来たのは2020年です。
 今回のINBOUND DAY 2025 の基調講演で、
元大阪府知事・元大阪市長の橋下徹氏と公益財団法人大阪観光局理事長の溝畑宏氏が、
2016年の安部政権時の観光立国推進の様子をお話しくださいましたが、
スタートが最近だということをあらためて再確認出来て、
あらためて、今後の伸び代を感じられ、明るい気持ちになりました。
 国を挙げての日本のインバウンドへの取り組みは海外から数十年遅れてのスタートです。
だからこそ、皆が当事者意識を持って取り組む事が大切だと思います。
海外からの旅行者は、「日本🇯🇵」を体験しに訪れます。
すれ違う人たちの様子、立ち居振る舞い、言葉を交わした時の笑顔、そららが、訪問者の印象になるでしょう。
私がCA時代にソムリエの資格をとって、海外のワイン🍷産地を旅した時に、
どの産地の人達も、地元のワイン🍷を目当てに訪れたアジア人の私に親切にしてくれました。
そして、地元のワイン🍷を誇らしげに接してくれました。
それが、また、現地に行かないと体験出来ないご馳走でしたし、
お互いへのリスペクトを感じて、帰国後も余韻となって残りました。
    このINBOUND DAY 2025の1番広いAホールの最後の登壇者が、獺祭の桜井一宏社長でした。
 蔵元さんがインバウンドイベントの最後を飾るって素敵💓と嬉しかったです☺️
    会場では、クールジャパンでご活躍の渡邉 賢一さんや
日本酒業界でご活躍の生駒さんや遠藤さんにもお会いできてハッピーな一日となりました。

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