令和3年度国税庁事業 海外の日本産酒類専門家育成に係る研修4日目の午後(長野県)

2022年6月2日

令和3年度国税庁事業 海外の日本産酒類専門家育成に係る研修4日目の午後には長野県を訪問しました。
今回のテーマは、GI で、「GI長野」のお酒を造っている蔵に伺っています。

 今まで、酒造りの時期に行われてきた招聘事業ですが、新型コロナ感染拡大によって実施時期がこの時期になってしまいました。 
また、招聘者にとっては、コロナ禍で入国にも様々な苦労がある中での来日です。 招聘者は、ロンドンに本部を置く74ケ国に展開する世界最大のワイン教育機関WSET (Wine and Sprits Education Trust)で2013年に新設されたSAKE 資格講座の教育者達です。https://www.wsetglobal.com/…/wset-level-3-award-in-sake/
このSake講座の資格取得者は、国内外で既に12,000人を超えています。 

 最初に、「神渡」醸造元豊島屋の林慎太郎常務に、長野県の酒造好適米の田圃をご案内いただき、標高の高い長野県の米作りや契約農家さんとのお付き合いなどお話しいただきました。https://jizake.miwatari.jp/about 

 その後の蔵訪問は、私がアンバサダーを務めるIWC(International Wine Challenge)2021チャンピオンサケを獲得した諏訪郡下諏訪町にある御湖鶴さんに伺いました。 

今回の招聘者のAntony Moss氏、菊谷なつきさん、Adrian Goh氏もIWCのSAKE審査員で、IWCでは、新規の審査員にはWSET のSAKE Level3 資格取得、若しくはそれに同等の資格取得者を義務付けています。 御湖鶴さんでは、杜氏も務める竹内重彦常務に蔵を丁寧にご案内いただきました。https://www.mikotsuru.com/ 

 その後は、松本市内の信毎メディアガーデンで行われた長野県酒造組合主催で、招聘者をパネラーに迎えての「GI長野」のイベントに参加しました。 

その後は、同じビルの中の飲食店での懇親会となり、多くの蔵元さん、長野県庁の方とも交流の機会となりました。

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